BOSS's Column

NIGHT LIGHTS by Gerry Mulligan (1965)

もう、週も後半になりました。と言いますか、今週は一日お休みしていたので、今日は私的にはほとんど火曜日模様だったのですが・・・午前中、納品・設定。午後から別のお客様を訪問してシステム調整、ついでに不調のネットワークを修復。その後、新規案件の社外打合せをあわただしく終え、夕方に帰社。別件の企画やらなにやら終わらせ社内会議。今日は右手がやけに軽い。実は、今朝出社して気がついたのは、大事なシステム手帳がないこと。大したことは書いていないのですが、私にとっては最も信頼すべき秘書のようなものです。それがいつも持ち歩いている鞄の中にない!!!昨夜の講習で教室に忘れてきたか!?あわてて、学校に電話したのですが、ないとのこと。やっぱり自宅か!というわけで、もともと物忘れの激しい私ですが、あわてるともう、とんでもないことになってしまう。かつてのゼネコン時代の「指差呼称」、やらねば・・・

さて、今日は鞄のお話でもしましょうか。私は大体４つの鞄を使い分けています。なんて書くと、ちょっとカッコいいかもしれませんが、実は大したことはないのです。

１．Schlesinger　0115 Traditional Triple Gusset Flapover

アメリカ製のハンドメイド鞄です。実はこれ、映画「ワーキングガール」で、ハリソン・フォード扮するジャックが、メラニー・グリフィス演じるOLのテスにプレゼントした鞄とまったく同じもの。（でた!こだわり三銃士!）もう、１０年以上愛用しています。当時はこれと同型のものは日本にはなくて、ニューヨークで買ってきてもらいました。国内で売られているものよりちょっと大振りです。この鞄を提げて打ち合わせに行けば、「サクセスストーリー」になるかもしれない・・・まあ、とにかくがんばります。私の「勝負鞄」です。

２．TUMI エクスパンダブル・オーガナイザー・ブリーフ

ちょっとしたビジネス・トリップ用に、ちょっと頑丈そうなものをと買ったのがTUMIでした。開業したころは近くでも遠くても、ノートPC（当時はVAIO）を入れて東奔西走したものです。どこかで「IT屋さん＝TUMI」みたいな話を聞いて、確かに周りの同業を見ると・・・で、最近はあまり出番がありません。でも、PCも換えのシャツも入れて持ち歩けるサイズはとても便利です。ありがちなセレクトですので、この辺で。

３．Famous Trails　Back Pack　（よくあるバックパック）

休日のアウトドアやちょっとした郊外などへのお出かけにはこれです。芝刈りのときも愛用しています。しっかりとした造りだし、補助金具などもちゃんとついていますが、「ロック・クライミング」の趣味はありません。別に何のこだわりもない、地味なものです、はい。

４．エスカップのおまけの袋

毎日毎日愛用している鞄（?）です。実はこれ、２年ほど前にあるお客様のシステム案件を昼夜を問わず構築していたとき、お客様が慰問に来社され、そのときに持参いただいた「エスカップ」の入っていた袋なのです。これがなかなか具合がいい。ちょっと見、LVにも見えるし・・・見えないか・・・２年も毎日のように使っていますが、とくにやれもなにもなく、立派にその機能を果たしています。なによりもそのお客様の心遣いがうれしくて、またそんなお客様への感謝の気持ちも持ち続けたいと、とことん使おうと愛用しております。車での通勤の私には、毎日の持ち歩き品がぴったり入るんですよね。

毎日の携帯品：
　財布・小銭入れ・キーケースなどの入ったブリーフケース
　システム手帳、デジカメ、文庫本、時々ノートPC

なんと言っても４のバッグ、最高です。毎日毎日、家を出るときから、「お客様への感謝」とともにあるのであります。W部長、ありがとうございます。

今夜のBGMは、ジュリー・マリガンの「ナイト・ライツ」です。バリトン・サックスという聞きなれない楽器ではありますが、ファーマーのフリューゲル・ホーンやブルックマイヤーのトロンボーン、高音を抑えたジム・ホールのギターとの相性は抜群。ここにあるのは、熱気でもほとばしる汗でもなく、穏やかでウォームなマリガン・トーンです。２曲目の映画「黒いオルフェ」に使われた「カーニバルの朝」は、祭りの朝、はしゃぎたい気持ちを抑えきれない大人のようなほほえましい名曲。４曲目の「プレリュード　ホ短調」も耳に馴染む柔らかな曲。バップやモードなどと言わないで、ひたすら優しいJAZZを聞きたい方には、絶対のお勧めです。

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