2006.03.07
「10年は、一昔・・・それもまた、楽しからずや! 」
McLEAN'S SCENE by Jackie Mclean (1956,57)
今日も早朝から県外出張でした。今日はお客様のサーバを含めたネットワーク調整。予想外のことがいろいろあって、予定の半分しか消化できませんでした。「最近、この端末、遅くって・・・」最新のPCで1GBオンボードなのに状態は「10MBでーす、ぷっぷー! 」。でよくよく調べると、かかりつけの税理士さんとやらが自分のPCを増設する時のために、10Baseのハブをかましたりしてる。ネットワークは目に見えないだけに難しいのです。(見えてるっつーの! )帰社してそのままWeb講習へ。皆さんどんどんと成長の跡が。やはりDW&FWのツールのノウハウだけでは身につかないものがたくさんあります。だからWebの世界って深くて面白いのですが。そんなこんなで、今日もデスクに座る暇もない、あっという間の一日でした。
さて、小生今週から車が変わりました。といっても別に新しい車を買ったわけではなく、田舎においてあった古ーい車を引っ張り出してきたのです。1985年初年度登録ですから20年前のTOYOTAコロナ。コロナがFFになった最初の150系というやつです。そういえばドアミラーが運輸省の認可になったのもこの頃でした。走行距離は5万キロ台。あらためて眺めてみると、スクエアなデザインは今時珍しく新鮮です。(ほんとかなぁ? )サイズは小さいので、最近の軽自動車より小ぶりに見えます。排気量は1800cc。これは愛車モビーの45%。これで、うちでも取り組み始めた「チーム・マイナス6%」にも必ずや貢献できるはずです。「社長、運転がおとなしくなりましたねぇ〜」「・・・こいつ、レーダーついてないから・・・」(そういう理由ですかーっ! )
しかし、問題もあります。
1.ラジオが壊れている。(ナイター中継が聞けましぇん)
2.小さいわりに小回りが効かない。(初期のFFですからー)
3.タコメーターがない。(自称エンスーとしては不安です)
4.シートベルトが不便。(アンカーが床まで落っこちます)
とまあ、些細な問題ばかり。つまり、ちょっとお気に入りなのです。ちなみに数年後には「18R-GEU」を積んだ「GT-R」もあったらしい。それだったら、もっとぶいぶい走るのですが・・・とにかく、社員はみな「らしくなーい」とおっしゃりますが、しばらくは「コロナでゴー! 」しようと思います。皆さんのところにもこれでお邪魔いたします。
BGMは今夜からジャッキー・マクリーンになります。まずは初期の作品、「McLEAN'S SCENE」。マクリーンのレコードデビューは1951年、マイルスのPrestige録音の「Dig」でした。当時生粋のジャンキーをしていたマイルスとジャッキーは、ジャッキー友達、いやジャンキー友達。街をぶらぶらするのも打つのも、いつも一緒だったようです。その後も何枚かのマイルスのアルバムに参加したり、ステージに上がったりしましたが、音楽についてはいつもマイルスから叱られていたそうです。そうこうしながら、腕を上げていった彼の、56年のリーダーアルバムがこれ。Digではブレイキーに煽られてへろへろだった彼も、ガーランド、チェンバース、テイラーを率いてそこそこの演奏を聞かせています。まだまだうまいというレベルではありませんが、すでに彼オリジナルのアルトの音色は手に入れていて、例のワン・アンド・オンリーなブローを聴くことが出来ます。バードを愛してやまなかった彼が、よちよちと自らの道を歩み始めた、そんな瞬間を刻んだこのアルバム。ジャッキーに惚れた方に遡っていただきたい一枚です。