2006.03.06

COLUMN

「みんな啓蟄」

Junior Mance and hiz swinging piano (1959)

月曜日です。いつもなら社内清掃に朝礼と来るわけですが、今日は早朝から横浜まで行ってまいりました。お時間をいただき、ありがとうございました。どうかよろしくお願いいたします。久しぶりの横浜だったのでゆっくりとしたかったのですが、時間の余裕もなく、また明日も朝から県外出張のため、とんぼ返りとなりました。でも今日のトピックスは横浜港より神戸港。日本の誇る飛鳥?とともに、クイーン・エリザベス2世も寄航しているらしいのです。ぜひ揃い踏みを見たかったのですが、こちらも断念してまっすぐ香川に戻ってきました。今日もいいニュースあり、悪いニュースあり。しかし今日の横浜は風が強かった。春一番でしょうか? そういえば今日は「啓蟄」です。いよいよですね、春も。

昨日は徳島に帰郷し、ダイヤモンド婚を迎えた両親と畑仕事などしてまいりました。こちらも「啓蟄」です。畑と言っても、自分たちで食べたり近所におすそ分けする程度の広さなのですが、今はジャガイモの植え付けのシーズン。たまねぎの畝の草取りもしました。もちろん除草剤などは使用しません。で、今日は足や腕がちょっと筋肉痛してます。あくる日に筋肉痛がやってくるのは若い証拠だという話がありましたが、どうやら私の場合はただの体質のようです。でも、休日に土いじりが出来るなんて、ある意味贅沢な暮らしですよね。こんな時間をこれからも大切にしたいと思います。

そういえば、今日途中で立ち寄ったスタバではゲッツ&ジルベルトがかかっていました。混んだコーヒーショップにボサノバに春の風。ラテ・トールを飲みながら「これもなかなかのものだなぁ」とほくそえんでおりました。

さて今夜のBGMはジュニア・マンスのアルバム。って結構マイナーですから知ってる方は少ないのでは? そうですねぇ、オスカー・ピーターソンをちょっとソウルフルにした感じでしょうか? ウィントン・ケリーみたいにブルースは引っ張りません。タイトでステディな演奏は、本来の意味でのBGMに流すにはいい感じ。上質という言葉は適切ではないかもしれませんが、ダークでワイルドの対極とでもいいましょうか? 一時期アダレイコンボのピアニストも勤めていた彼は、ピーターソンを尊敬しているそうで、そのタッチもうなずけます。モダン・ジャス・ピアノの正しいお手本。春の宵に、上質のピアノトリオはいかがでしょうか?

junior_mance.jpg

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