2006.03.08

COLUMN

「コミュニケーションは真心をつなぐもの」

4,5&6 by Jakie Mclean (1956)

めっきり春らしい一日でした。あちこちの梅も満開です。朝一からお客様を訪問。信頼関係の中でお話が出来るのはとても素晴らしいことです。感謝しております。その足で高速を移動して別のお客様を訪問し、幹部の方々と打ち合わせ。弊社はWeb屋&システム屋ですが、その前にお客様のよきビジネスパートナーになることを目指しています。基礎工事は「信頼」ですね。ひとつひとつを大切に積み上げさせていただきます。戻ってお客との打合せを社員に周知、そして久しぶりに事務仕事。夕方から同友会の来年度の役員準備会に本年度の役員会のダブルヘッダーで、帰宅したのは10時前でした。

今日は、ちょっと頭に来ることがありました。知り合いのブログを見ていたのですが、あまりに嘘が多すぎる。もちろん私なども、具合の悪いことを書かないことはあります。しかし嘘は書きません。そのうえ、間違いなく読むはずの人のことを話題に書いているのですが、「立場上それは言ってはいけないでしょう! 」ということを堂々とブログに書いてしまっている。その人の人生を左右する内容の記述です。その他の読者しか目にはいっていません。もう取り返しはつきませんねぇ。書かれた人間は読んでいることでしょうし、その言葉は単に自分を美化するものでしかないのです。その人とは最近疎遠になっているのですが、私の感覚というか、判断が間違っていなかったのだと納得も出来ました。

もちろん、多くの個人サイトやブログで、あくまでも匿名で本当の自分ではない別の自分を演じている人は少なくないと思いますし、そうやって自己のバランスを取っている方もいらっしゃるでしょう。でも、それを誰が読んでいるかを知っていて、そんなことをすることが、いかに意味のない、いや場合によってはその書かれた人をも最終的に傷つけてしまうことを、もっと理解すべきです。どうせなら、相手を思いやる嘘をつきましょう。それを「嘘も方便」と呼ぶのです。ブログもやはり、コミュニケーションの手段でしかないのですから。コミュニケーションは諸刃の剣でることをしっかりと理解すべきです。伝えることは「真心」では?

トイレに「みつお」のカレンダーを張って、「こういう人間になりたい」と毎日願うことは、とても純粋なことです。しかし、俯瞰する視野を失った時、それはどんな善意に満ちていても、所詮は独りよがりにしか過ぎないのです。「偽善者」という言葉があるように・・・

今日は珍しく、ちょっとエキサイト気味の文章になってしまいました。その人がこのブログを読んで、「気づき」を得てくれることを祈っています。

今夜はマクリーンの2枚目、といっても、またやってしまいました勘違い。今日のアルバムのほうが昨日のより録音古かった・・・で、「4 5&6」です。「4」はジャッキーのワンホーン、「5」はドナルド・バードが参加、「6」になるとハンク・モブレーが加わった3管になります。リズム隊は、マルのピアノにダグ・ワトキンス、アート・テイラー。昨日のアルバムで「ようやくジャッキーもオリジナルな・・・」などと書きましたが、このアルバムを聞くと、すっかり出来ています。昨日のアルバムより半年も前の録音、しかも同じPrestigeでの録音で、親分は同じくボブ・ウェインストックなのですが・・・正直、このアルバムがはるかによい出来です。1曲目のワンホーン「Sentimental Journey」からして出来が違う。曲ごとに加わってゆく二人、バードものびのびハイトーンですし、モブレイもどっしりとテナーってます。少年ジャッキーも25歳。いよいよ一人前のアルト吹きとして、この後はまさに八面六臂の活躍を残すことになります。ジャッキーの入り口の一枚。

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