2006.03.30

COLUMN

「ええ、聞く耳は持ちはするのですが・・・」

The Kenny Drew Trio by Kenny Drew (1956)

風が強く、寒い一日でした。空模様は冬のよう。そんな中、今日も高速を移動してお客様を訪問してました。おいしいコーヒーをありがとうございました。帰りに○○公園に寄って見ましたが、やはりつぼみでした。夕方は社員全員の業務改善セッション。この後はチーフレベルでのアクションプランの検討に入ります。その後、組織及び職能変更に関する臨時会議。詳細はまた、追ってご案内いたします。いよいよ来週から、新体制で今年度締めの第4四半期に突入です。

この「トホホなブログ」を愛読(?)していただいてるたくさんの方々から、あーだのこーだのと、いろいろな感想やご意見をいただくのですが、どうも総じて、「長い」「難しい」「漢字が多い」ということらしい。そうは言いながらも、ずっとお付き合いいただき、それに対しては感謝しつつも何とかせねばと思ってはいる。とは言うものの、根っからの理屈好きは、この年になるとそう簡単には治るものではありません。中学生当時、生徒会長選に立った私に、対抗馬の友人から、「お前は屁理屈が多い」といわれ、かれこれ30年ですからねぇ。年季が違います。そうなんです、私、小学校6年の時に児童会長、中学校2年に生徒会副会長、3年で生徒会長。9年間の義務教育の間、1学期と3学期は級長をしていました。いやー目立ちたがり屋だったんですねぇ、もともと。で、高校に入って、人並みにぐれて、早弁とか停学とかいろいろと・・・まあ、このあたりから太陽系の周回軌道を大きく外れたのでしょうねぇ。(笑)って、こんなつまらない話題だと、どんどん読者は減りますねぇ・・・トホホ。

今夜からBGMはケニー・ドリュー。一枚目は1956年録音のピアノトリオによるアルバムです。当時マイルスバンドで、例の4部作をやってた時期のチェンバース、ジョー・ジョーンズをバックに得て、弾みます弾みます、まるでウィントン・ケリーみたい。硬質で明確なタッチですが、引きずるようなブルース・フィーリングというよりは、生粋のパウエル派と呼ぶに相応しい、スティディな演奏が続きます。かつてJAZZ喫茶なるものがありまして(今も健在ですが・・・)これ見よがしの初級アルバムなんぞリクエストしても、こ難しい顔したひげ面のオーナーに無視される。でもこのアルバムならOK!なんて時代がありました。お気に入りは、5曲目の「Taking A Chance On Love」。恋のチャンスを捕まえるにはこうであれみたいな、スウィンギンな名演。打って変わって次の「When You Wish Upon A Star」では、80年代の「JAZZが聴きたくて・・・」路線を彷彿させるメローな演奏。リバーサイド初録音にして、彼の代表作といえるアルバムです。まっとうなピアノトリオが聞きたい方にも、80年代「ウフッ」アルバムしか知らない方にも・・・。

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