2006.05.25
今夜の子守唄は・・・
Late For The Sky
なぜ僕が君を愛したのか
君にわかる日なんて決してきやしない
僕にしてもなぜ君が
僕を愛したのか判らないんだ
多分君が愛していたのは
君の中で君が作り上げた
理想の僕だったのだから
目が覚めて
気持ちを偽ることができないことに気づく
僕はひとりぼっちで
二人の気持ちが最後に近づきつつあることに
目が覚めて気づくんだ
僕はどのくらい
眠ってしまっていたのだろう
僕はどのくらい
夜をさまよっていたのだろう
僕はどのくらい
朝の旅立ちに向かって走り続けていたのだろう
約束の囁きと二人のベッドの明かりに包まれては
空への旅立ちに間に合うことなく
Fountain Of Sorrow
悲しみの泉、光の泉
踊るような自分自身のうつろな足音を
誰よりも君自身が知っている
理解と同情を受け続けるためには
君はもがき、闘わなければならなかった
僕のことを笑ってることだろう
君にはその権利があるよ
でも今のようにとても明るい笑顔を
そうずっと絶やさないで欲しい
The Late Show
知り合いは誰もが幸運を祈ってくれる
そう見えるだけかも知れないが
本当のところはわからない
多分そんなことどうでもいいと
そう思ってると思われたくないから
取り合えず「やあ、どう？」と言う人も多いのだろう
でもどこかに「真の友人」といえる人がいると思えば
そんなことも突然気にならなくなる
誰も夢とか笑い声とかで
自分をごまかさない限り
自分の気持ちなんか
正直に話すことなんかない
そうでもしなければ
現実はあまりにも辛すぎるから
まるで君は誰も住んでいない家の
窓際にたたずんでいるよう
そして僕は通りの向こうの車の中に座っている
車は古い型のシボレー
外は温かく風の強い日
悲しみは袋に詰めれば
明日の朝にはごみ収集人がやってくる
悲しみは道端に置いて
さあ僕らは旅に出よう
