2006.09.20

COLUMN

「ビジョン策定は難しい・・・(葛原風)」

今日は、秋晴れのすがすがしい一日でした。昼間はお得意様を訪問させていただいたり、手配やら対応やらなにやら。夜は、同友会の「ビジョン作成実行委員会」なるものに参加いたしました。戻って、夜間対応のシステムスタッフのお守り。埼玉と香川の連係プレーです。いや、私はただ社内にいるだけですが・・・

さて今夜のコラムは夜の「ビジョン作成実行委員会」について。これは同友会が5年ごとに活動のビジョンを策定するもので、来春の公表に向けて約半年かけて委員会で練ってゆくことになっていて、今日はその第一回目の会合でした。蒼々たるメンバーの中に、右も左もわからない私が、似つかわしくもないけれど指名を受けて参加。で、ですねぇ、すいません、どうもしっくりこないというか、ぴんとこない。やっぱり似つかわしくないのでしょうねぇ〜、キョクチョー!

まず、第一の疑問。策定するのは「香川同友会のビジョン」ですよねぇ。ということは、活動方針などの上位に来るべき理念レベルですよね。それって会員さんが、どのくらいの頻度で見るべきものなのでしょう?支部長は?幹事長は?各委員会の委員長は?どういうときにどういう風に利用すべきなのでしょうか???不明なのです。名簿に入れるということは、事あるごとに読めと?ビジョンをですか???

次の疑問。えーっといきなり既存の活動方針を列挙してましたが、5年前(正確には4年前)に策定した第4次のビジョンの反省はしなくていいのですか?ビジョンの検証機構のお話がでてましたが、この委員会こそがその検証の場ではないのでしょうか?過年度の反省なくして、新しい策定に入ってもいいのでしょうか???不明なのです。過去・現在の上に立脚し、未来を見通すことで今の活動を改める必要があるなら、それはそれできちんと方向転換すべきではないでしょうか?それが「検証」の持つもっとも重要な意義だと思うのですが・・・

最後の疑問。そもそもここで言う「ビジョン」とは一体何なんでしょう?予算執行の目的物ではないですよねぇ、まさか・・・F田さん、どう思われます?(笑)

「ビジョン」とは、自分たちは何者で、何を目指し、何を基準にして進んでいくのかを明文化する、これが私自身の「ビジョン」の定義です。そして「ビジョン」とは、単なる一方向の未来志向ではなく、過去を踏み台にした現在進行形でもあると思うのです。「過去に学び、未来に備え、今を生きよ。」という感じでしょうか?

やはり、トホホ社長には荷が重過ぎますよ、キョクチョー!私の思い描いている、つまりわが社で創っている「ビジョン」とは、何がしか匂いも色も違う気配のするこの実行委員会。しばらく参加させていただき、しっかりROMって、しっかりとお勉強させていただこうと思います。

で、実は夕べ、眠くて早くに寝たのですが、ものすごい勢いで寝汗をかいて夜中に目が覚め、リポ○タンDを飲み干したら今度は寝付けなくなり、「荒井由美ベスト」なる2枚組みのCDを夜中に聞いておりました。その時、汗を流せばよかったのですが、後悔先に立たず・・・今日の日中は蒸し暑く、社内ではエアコンが掛かっていたことも影響してか、午後からちょっとはな垂れ小僧の風邪気味社長です。「葛根湯」を飲みましたが変化なし。総合感冒薬をのんでそろそろ寝たいところですが、システムスタッフ、まだ向うで何やら一生懸命やってます。もう少し、様子を見てから帰社いたします。皆さんも風邪にはくれぐれもご注意を!

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