2006.12.11

COLUMN

「物づくりやらアートやら」

最近、本業であるWeb開発のお仕事の関連から、逆に以前の本業でした建築やインテリアに関することに関わることが多くなりました。「昔取った杵柄」ではありますが・・・

「物づくり」というのは本当に楽しく、わくわくするものです。かつて幼少の頃に当時50円だった「鉄腕アトム」のプラモデルを作ってから、作った模型の数知れず、大人になって作った建築物も20あまり。6年前に会社を作って、社員さんの協力を得ながら作ったWebサイトやシステムは150超。成果物の素材や形は変化したものの、ずっと物づくりをしてきたのですねぇ〜。

結局、形あるものに限らず、何かを作る事というのは同じことのように思います。これは音楽でも絵でも小説でも。もちろん「工学系」であるか「文学系」「芸術系」であるかでアプローチや必要な資質は大きく異なってきますが・・・。

昨日FM番組を聴いていると、楽器の演奏はある種スポーツですというお話をされていた方がおられました。時間の流れの結果、何かが最終的に残る「物づくり」と、時間の流れの中にその仕事を織り込んでゆく演奏活動やスポーツとは、同じ話でくくるわけにはいかないでしょうが、どちらもワンウェイで進んでゆく時の流れのなかで、いかにパフォーマンスを最大化もしくは最適化するかということになるのでしょう。結果として残るものが建築物なのか成長を続けるWebシステムなのか、あるいは心地よい思い出や新記録なのか。いずれにしても大切なことはやはりプロセスですね。

話は変わりますが、クリスマスも近いことですし、インテリアの模様替えにとこれまでの絵に変わって「アートパネル」を飾ってみました。 北欧3大ファブリック・ブランドのひとつ、スウェーデンの「boras」です。「和」のはやる昨今ですがあえて北欧してみました。相変わらず天邪鬼なおやじです。

ちなみに右SP上部のスタンドはFLOSのMiss Sissi、左SP上部の"Now playing"はサー・バルビローリのブラームス2番です。

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