2006.12.22

COLUMN

「地球は壊れ続けている」

昨日ラジオで聞いたのですが、地球温暖化の影響でインドではここ6年間のあいだに2つの島が水没し、約1万人が住む場所をなくしたそうです。私たちの気づかないところで、この地球の癌ともいえる「温暖化」はゆっくりと、しかし確実に進行しています。もう誰もこれをとめることは出来ないのでしょうか?

一方で「ロハスな暮らし」という言葉があります。単なる回帰趣味と思わずに、その考え方にちょっと触れてみましょう。

LOHASとは「Lifestyle Of Health And Sustainability」という英語の略です。

直訳すると「健康で持続可能な暮らし方」。まず、自分自身の心とカラダが「健康」であること、そのうえで自分の周りの社会や環境、ひいては社会全体や地球と言う自然環境システム全体が未来に向かって「持続可能」であること。そんな「暮らし方の提言」が「LOHAS」です。

「持続可能」とは?どうすれば私たちのこの地球上での暮らしがよりよい状態で長続きできるのか。毎日消費し続けいずれ枯渇する化石燃料、日々破壊されているオゾン層、汚染が進む河川や海等々。このままの状態では、私たちの暮らしは決して持続可能とは言えません。また文明を進めるにあたって、私たち人類はすでに自然に対して多くの罪を犯し、大自然や他の生物や地球そのものを傷つけてしまっています。そのためには何をすべきなのかをしっかり考え、自分たちに出来ることを始めること、それが「ロハス」なのです。

皆さん、別に「ロハス」でなくてもいいのですが、「地球」ちゃんのこと、もう一度考えてあげてみませんか?

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