2007.05.10

E38

ザ・クラッシュ! 完結編 E38

前回の掃討作戦は、またもやFBIから事前に情報が漏れていたため、見事失敗。犯人は一体誰だったんだ!って映画版のコアな話題は置いといて。今回はフロリダ在住の密売組織自体をターゲットにした作戦。ここから芋づる式に組織を根絶やしにしようという作戦。今回の潜入捜査にあたっては、私本人が身を投げ出して囮になる必要があります。そのための偽名は「ジェイムス・ソニー・クロケット・メインアンプ」、ニックネームはXplod(エクスプロード)、登録番号XM-1002HX・・・さてさて、今回も、Smooth...that's how we do it.(もう、いい、わかったって!)

えーっと、舞台裏を暴露しますと、結局ですねぇ、アンプがだめになっちゃったわけですよ、はい。もう、どうにもならない。で、同じ carrozzeria の同クラスアンプGM-A3200とか、ちょっと奮発して3400あたりにしようかと思ったのですが、訪れた黄色い帽子さんに店内展示使用品の中古有り。最近は、パワーアンプをぶち込もうなどという輩はめっぽう減ったらしく、っていうかほとんどいないらしく新品の店頭在庫はなしなのです。で、このアンプ、「SONYタイマーのSONY」であること、数年間店内で稼動していたことを別にすれば、値段は売価の3分の一、クラスはひとクラス上、定格出力は倍。で、結局お買い上げと相なりました。

SONY XM-1002HX
最大出力:230W×2
定格出力:100W×2(20〜20,000Hz、0.04% 4Ω)
周波数特性 5〜50,000Hz
全高調波歪率 0.005%
入力感度 0.2〜4V
外形寸法 258×50×320mm
質 量 3.3kg

以前のGM-X7200よりもかなり大柄ですが、設置自体は問題なし。しかし、電源の取り回しが左右全く逆になっているので、バッテリー部分でOFFって配線引き回し作業。電源復旧して動作を確認。その後、HPFの設定やインプットレベルを合わせつつ、メインユニットのイコライザとのチューニング作業を終え、無事換装が完了いたしました。

換装後の印象は・・・

左からもちゃんと音が出るようになりました。いや、これは当たり前のことですが。音質自体はややメインが高音域に振った感じで、PIONEERからSONYへのお約束通り。イコライザを調整しつつ音の変化を確認すると、以前も良好だったボーカルなどの中域は目だった変化は感じないのですが、高音域の品質、ハイハットや効果音の切れ込みは粒立ちがずいぶんと良くなりました。「このCD、こんな音、入ってたっけ?」って感じ。

サブウーハーに逃がした残りの80Hz以上のやや高め移動した中低音も、あきらかに品質の向上を感じ、たとえばスネアの張りが一段とぴんとした感じ。もちろん全体の出力はあがり、逆にうるささは低減しています。さて、前のアンプが大の苦手だったCLASSICがどうなるか・・・。

サンプルに、レヴァイン指揮フィラデルフィア管弦楽団のマーラー5番をかけてみましたが、冒頭のトランペットの音色再現もなかなかですし、ちょっと音ずれの例の演奏も忠実に聞こえます。全体に押しが強く、音が出張ってくるのと、ppからffまであるクラシック自体が車内音楽ソースとしてどうかということはあるのですが、少なくとも最新750の標準10SPのHiFiシステムには勝っております。満足満足。

■コードネーム:Blue Eyes

■作戦結果:success

■本作戦行動に伴う出費:
 SONY XM-1002HX 中古品:10800円

■人的損害:ジート刑事が銃撃戦の際に軽症(笑)

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