2007.05.18
UNDERWORLD:EVOLUTION 邦題:アンダーワールド2 エボリューション
前作「アンダーワールド」の続編。基本的にはサイバー・アクション映画なのですが、吸血鬼族と狼男族の戦いの起源や、主人公セリーン(ケイト・ベッキンセイル)のかかわりの秘密などの謎解きサービスがあるため、ストーリー的な理解も必要です。「エボリューション」と銘打った今回の作品、どのような出来でしょうか?
前回よりも主人公の戦いの中での謎解きの要素が多いので、ストーリーのお話は差し控えますが、全体的には前作のガンアクションを含めたアクション映画だと思ってみると、ちょっと物足りない内容です。したがって「★★」。新たな登場人物による格闘シーンは増えていますが、恋愛要素が増えたり、戦闘そのものよりも倒す倒されることにシフトしてしまったり。
制作費は前作をはるかに超えているようで、セットなども随分と立派になり、薄暗い映像シーンの美しさはアップしていますが、時折チープなセットが出てきて興ざめしたりもします。私的には前作の方が良かったのですが、見られる方により本作の方がいいと感じられる方も多いかも。ケイト・ベッキンセイルをより詳細に見たい方には、特にお勧めです。どんなシーンかは、見てのお楽しみ!
出演:ケイト・ベッキンセイル,スコット・スピードマン,トニー・カラン,ビル・ナイ,シェーン・ブローリー,デレク・ジャコビ,スティーヴン・マッキントッシュ,マイケル・シーン
監督:レン・ワイズマン 2006年
BOSS的には・・・★★☆☆☆