BOSS's Column

あー困ったカテゴリを始めてしまったなぁ〜。やはり近いうちにどれかのカテゴリにM&Aされるなぁ〜。

〔スプリングフィールド M1911〕

スプリングフィールド M1911は、正式には「コルト.45オート」といいます。愛称である「コルト・ガバメント」という名を耳にされたことがある方も多いはず。これは、政府官給品の「ガバメント」からきています。

口径：.45口径（約11.43mm）
装弾数：7発
全長：216mm
重量：1077g
作動方式：シングルアクション
　　　　　ティルトバレル式ショートリコイル

もともとは、天才銃工ジョン・ブラウニングが開発した「ブローニングM1900」を原形としており、今回ご紹介するM1911に至るまで、コルト社での改良によって、シンプルで信頼性が高く、バランスの取れた完成度の高い銃となりました。

20世紀初頭、アメリカ軍は他国軍と同様に回転式の38口径の拳銃を採用していました。しかし、植民地であるフィリピンの原住民族・モロ族の反乱の際、38口径弾を受けても倒れることなく戦い続ける原住民に衝撃を受けた軍は、一回り大きな45口径弾を使用する本銃を「M1911」の名前で1911年に採用しました。これが輝かしきM1911の歴史の始まりです。1985年にベレッタM92F（M9）にその座を譲るまで、超軍事大国アメリカの正式拳銃として活躍しました。

とにかく20世紀のアメリカ軍といえばこの銃ですから、映画や小説に登場する機会が最も多いのもこの銃の特徴です。ちなみ有名な映画をピックアップしてみると、バイオハザード以外にも、プライベート・ライアン、プラトーン、地獄の黙示録、パール・ハーバー、フルメタル・ジャケットなどの第２次大戦物はもとより、48時間、７人のマッハ！、L.A.コンフィデンシャル、STAND BY ME、刑事ニコ、ゲッタウェイ、タイタニック、タクシードライバー、ハムナプトラ、007・ワールド・イズ・ノット・イナフ、Mr. & Mrs. スミス、S.W.A.T、ダイ・ハード、沈黙の聖戦、フェイス/オフ、レイダース 失われたアークなどなど（あー疲れたー）。小説好きの方も、「ガバメント」の名は一度や二度は目にされたことがあるでしょう。とにかく、自動拳銃といえば「コルト・ガバメント」なのです。今回は長かったです。だって「ガバメント」だし・・・。

〔ミラ・ジョヴォヴィッチ〕

本名：Milla Natasha Jovovich
生年月日：1975年12月17日
出身地：旧ソ連（ウクライナ）キエフ

出演作品：
フィフス・エレメント（1997）
ジャンヌ・ダルク（1999）
ミリオンダラー・ホテル　(2000)
ズーランダー　(2001)
ダミー　(2001)
ノー・グッド・シングス（2002）
バイオハザード（2002）
バイオハザード II アポカリプス（2004）
ウルトラヴァイオレット　(2006)
ポイント45　(2006)
バイオハザード III（2007）

ウクライナの首都キエフで医師と女優の両親の間に生まれ、モスクワ、ロンドンと移り住み、５歳の時に家族でLAのサクラメントに移住。９歳でモデル・デビュー。その後、一流雑誌などのトップモデルとして活躍するようになります。ロレアルのイメージ・キャラクター、カルバン・クラインやパルコなどのCMに出演。

映画は８８年に、「トゥー・ムーン」でデビュー。９７年の「フィフス・エレメント」ではNYでのオーディションに落ちますが、LAでベッソンと再会して最終的にリールー役を獲得。９９年には再びベッソンと組んで「ジャンヌ・ダルク」に主演、モデルだけでなく女優としての地位も手に入れました。

２００２年の「バイオハザード」の大ヒットにより、名実ともにハリウッド・トップ・スターの仲間入りを果たした彼女、９３年「バッド・チューニング」で共演したショーン・アンドリュースと結婚しましたが即離婚。９７年、今度はリュック・ベッソンと再婚するも９９年離婚。中田ヒデの友人でもあり、一時週刊誌を騒がせましたが、シャネルのバッグの２００７秋冬キャンペーンモデルに選ばれたそうです。ただいまオメデタらしく、秋に出産予定。お相手は、婚約中のポール・アンダーソンさん。ご存知、「バイオハザード」シリーズの監督さんです。