2007.06.22
「次工程は神様です!」
光陰は矢の如く、今日はもう週末の金曜日となりました。トイレ掃除がつい昨日のように思えるのですが、1週間働いたんだなぁ〜。実感は全くない。いいのでしょうか、こんなんで・・・さっそくのトホホです。
ところで、私が以前所属していた建設業には、「次工程は神様です!」というスローガン(?)があります。複雑で折り重なった手順を踏まなければ出来てゆかない建築物の仕事に関わるとき、与えられた自分の仕事を完璧にこなすのはもちろんのこと、次の工程のことを神様のように考えて、きちんと次の人に引き渡すこと。これって、実は悲しいかな、意外と出来てないことが多いのです。
今の私たちの仕事の次工程は、お客さまが使用することが次工程であり、つまりは「お客様が神様」です。そもそも「お客さまは神様」ですから、その2乗になるわけですねぇ〜。
「いや、もちろん、日頃から顧客のことを考えよ!と、社長からうるさく言われてるんで、ちゃんと考えてやってます!」
という声があちらこちらから聞こえてきそうですが・・・。皆さんも一緒に、考えて見てください。
たとえば、トイレのあとタオルで手を拭きます。その後、どうしてますか?トイレを出てドアを閉め電気を消す。そうですね、でもひとつ忘れてることがあります。
「手を拭いたタオルは、元の通りピンと伸ばして、次に使う人のことを考えてますか?」
ゴルフのマナーに、「自分がラウンドする前よりも状態をよくして回ろう!」というのがあります。フェアウェイに作ったディボットを塞ぐ、バンカーに作ったショット後や足跡は、何事もなかったかのように均す。グリーン上でも同じです。
タオルひとつ整えることが自然に意識せずに出来るようになって、初めて一人前です。少なくともうちの会社では、そういうルールです。皆さん、
顧客第一はトイレのタオルから始めましょう!
そんな細かいことまで言う社長って何なん???
はい、「満月グループ・どうどう組の黒ひょう」です。