BOSS's Column

さてさて、バイオハザード続編です。そう、あれの続編です。怖いやつです。でも今回はあまり怖くありません。やっぱり、一番怖いのは生きている人間なのですねぇ！

お話は、前回のエンディングのシーンから始まります。前回のお話でエロティックな表現はありませんよ！と言いましたが、わたくし嘘を申しておりました。ジョボビッチの半裸シーンから始まります。ヘアもちょっと見えたりしますが、気にしないでください。まあ、彼女はモデル出身というか、微乳ファンにはたまらないといいますか、ボデーに自信有りですからねぇ〜。

さてさてのさて、前作のエンディングから３６時間が経過。街はすっかり汚染というか、感染されつくしております。あたり一面、ゾンビだらけでございます。ここで新たに登場するのが、ゲーム版ではおなじみのシエンナ・ギロリー演じるジル・バレンタイン。もちろんお約束どおり金髪は黒髪に染め、Ｓ＆Ｗ Ｍ５９４６をガンガン撃ちまくります（シャレです）。しかし、彼女はあくまでも人間のスーパーといいますか、本作のスーパーガールはミラ演じるアリス、前作と比べるとものすごいパワーアップぶりなのです。もちろんこれには仕掛けがちゃんと用意してあるわけですが・・・。

今回はこの、スーパー・アリスと準スーパー・ジルが繰り広げるアクションが売りなわけで、前作のスリラー要素は若干薄れてしまいました。そういう意味で、前作のあのホラー感がたまらない方には、ちょっとモンスター映画って感じかも。逆に、怖いものだめな人も、「アリスとジルが、あなたに変わってお仕置きよ！」とおまかせしちゃえば、結構楽しめたりするのではないかと思うのですが・・・（無責任な発言です！）。

アポカリプスとは、ご存知「黙示録」のこと。コッポラの「地獄の黙示録」なんて映画もありましたよね！前作で監督を務めたポール・アンダーソンは今回は製作と脚本にまわり、「パイレーツ・オブ・カリビアン」の撮影監督アレクサンダー・ウィットが総指揮をとる、よりエンターテインメントに近づいた「バイオハザード続編」。ガンマニアだけでなく、ご家族でお楽しみください。

出演：ミラ・ジョヴォヴィッチ,シエンナ・ギロリー,ジャレッド・ハリス,オデッド・フェール,トーマス・クレッチマン,サンドリーヌ・ホルト

監督：アレクサンダー・ウィット　2004年

BOSS的には・・・★★★★☆