2007.07.11
「正義とは?仁とは?」
昨日は一日、委託講習。帰社して会議2本、その後事務処理などなど。退社したのは夜の9時。ほんの少しの充足感と、かなり消化不良ぎみの達成感を引きずりながら帰宅いたしました。数少ない私のテレビの視聴番組である、某国営放送ニュースはすでに天気予報に。うむうむ、明日は雨らしい・・・。ネットでも空いた時間にニュースを見てはいるのですが、あれはニュースというにはあまりに興味本位なバイアスがかかっています。あんなもので世の中が回っていると思ったら大間違い!で、テレビはそのまま某民放の報道番組に・・・。
そこには某国(亡国?)の首相が出演してました。知能指数の低い司会者が、お馬鹿な命令口調で首相を問い詰める。まるで1対1の国会質問、いや証人喚問のごとく。
その司会者、正直、報道番組をエンターテインメント化している下世話な代表で、個人的には全く評価してません。かつて、技術やテクニック一辺倒だった自動車レースの世界に、エンターテインメントの要素を持ち込んだという過去の功績は確かに認めますが・・・。
彼の低俗な、臭い演出を見るにつけ、今は病気療養中の某名司会者を懐かしく思ってしまう。さまざまな要人へのインタビューなど、その経歴だけではなく、これはもう人間性の問題でしょうねぇ〜。
この番組、かつて程の視聴率は取れてはいないのでしょう。そこそこで推移しているから番組もスタッフも続いているのでしょうが、もう本当に目に余る。いや、私が良識ある市民を代表しているなどとは思ってもいませんが・・・。
確かに体制への戦うスタンスとかは大切です。しかし、だからといってなんでも有りの格闘技は、所詮ルール無き喧嘩でしかない。何が大切なのか、どうあるべきなのか、もう一度その存在意義を見直すべきではないでしょうか?
そんな低俗な、「報道」という言葉だけに頼って偽の錦の御旗を振るような番組に出演しなければならない首相もかわいそうですが、一国の世界に誇る先進国のトップとしては、あんな番組には出ない方がいいと思います。なんと言われようと。分かっている人間は、あれが「真の報道番組」でないことは理解しているのですから。
結局、途中でテレビを消して、古内東子のアルバムにスイッチ。この切換も我ながらすごいのですが、説明責任と品格の保持のバランスはそれより難しい。(なんのこっちゃ?)なんでもかんでも説明を求める前に、リーダーにはカリスマであって欲しいと思うのは私だけでしょうか?