2007.08.06
ONCE UPON A TIME IN MEXICO 邦題:レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
なんだか、映画の話題ってコメントが少ない。皆さん、忙しくって映画(ビデオ)どころじゃないんでしょうねぇ〜。私なんぞは、この週末も清凉にと、封切になった中田監督の「怪談」を見に行こうと思ったのですが、夜しかやってないので怖いのでやめました・・・^_^;
気を取り直して、バンちゃんのアクション映画のご紹介、「デスペラード」続編です。今回は、ジョニー・ディップが競演、なんだかいやらしげなCIA捜査官の役ではまってます。
物語は、麻薬王バリーリョのクーデター計画を知ることになったCIA捜査官サンズが、その実行部隊であるマルケス将軍の暗殺をバンちゃんことエル・マリアッチに依頼します。マリアッチにとってマルケス将軍は、かつての恋人カロリーナ(サルマ・ハエック)の命を奪った宿敵。しかしサンズの目的は別のところにあったりして、男たちの野望が交錯し、また愚かな恋心の上に砕け散ります。
ミッキー・ロークもなかなかいい役してますが、結局彼ってこれ以上は無理なのかしらん・・・「ホーム・ボーイ」には涙したのですが・・・。
バンちゃんは相変わらず踊るような華麗なガンアクションを見せてくれますし、ブラック・ユーモアや立ち振る舞いのかっこよさは、カジノロワイヤルのクレイグ君も少しは見習いなさい、マッチョばかり強調しないで!って感じ。
若干35歳、監督のロバート・ロドリゲスはジョン・ウーを初めとする最近の香港派の流れ、鬼才タランティーノを髣髴させるアクション映像のヌーベルバーグ。インパクトのあるシーンが積み重なることで、逆に叙情性を演出するこの映画、っていうか、何も考えずに見たほうが面白いかも!メキシコの黄金色の大地に、血と銃弾の雨を降らせながら舞い踊る死のフラメンコをとくとご覧あれ!
ええ、私は何故か、トホホなサンズに感情移入しちまって・・・。
出演:アントニオ・バンデラス,サルマ・ハエック,ジョニー・デップ,ミッキー・ローク,エヴァ・メンデス,ダニー・トレホ
監督:ロバート・ロドリゲス 2003年
BOSS的には・・・★★★☆☆