2007.08.03
スミス&ウェッソン S&W M5946 & シエンナ・ギロリー
〔スミス&ウェッソン M5946〕
スミス&ウェッソンが開発した自動拳銃です。S&Wと言えば、銃王国アメリカ合衆国の誇る銃器メーカー、1852年にスミスさんとウェッソンさんが始めた会社です。
1920年代に出した回転式銃のM10は、別名「ミリタリー&ポリス」と呼ばれ、世界中の軍隊や警察に採用されました。1955年には、これまた「S&Wチーフスペシャル」で有名な、M36を世に出します。これは、M10の後継としてコピーが出回わるほど有名になりました。一方、357マグナム弾を使用したM19は、通称「コンバットマグナム」と言われ、「バトルロワイヤル」や「蘇る金狼」などに登場し、日本でも有名ですよね。
で、今日ご紹介するのが、1980年代後半に世に出された通称第3世代4桁シリーズのM5946。最初の59は、1970年に出されたダブルカラムのM59の後継であることを指し、次の'4'はダブルアクション・オンリーを、最後の'6'は材質がステンレスであることを示しています。
口径:9mmParabellum(9mmルガー)
装弾数:14+1発
全長:192mm
重量:1076g
作動方式:ダブルアクション
価格:$650 (1990)
やはりS&Wといえば誰しもリボルバーを連想するように、銃としてはイマイチなようで、その世界ではあまり高い評価を得ていないようです。バイオハザード?で、ジルが途中学校のシーンからバックアップ用の(?)ベレッタ92Fに持ち替えたのもそういう理由からでしょうか?(単なる玉切れって設定?)まあ、いずれにしても当時、ヨーロッパからベレッタ、SIG、グロックなどの優秀な銃が入ってきて、(IBMやBIG3ともども?)低迷路線に突入してしまったようです。(笑)
台湾の警察特殊部隊や海軍の特殊部隊がM5906を、日本では海上保安庁の特別警備隊が防錆加工を施したスタンダードモデルのM5906ミリタリーを制式採用しているそうです。
ただ、映画では登場するシーンが結構多くて、シングルカラムのM39系まで含めると、アンフェア、エイリアン2、MIB、コラテラル、スピード、セルラー、TAXI NY、バッドボーイズ、プレデター2、リーサルウェポン3、ワールド・トレード・センター、ワイルド・スピード3などなど。コルトやベレッタに負けない出演回数を誇っています。やはりアメリカ人の心には、「銃といえば、スミス・アンド・ウェッソン」が染み付いているのでしょうか?
ちなみに私が持っているのは、「ショ−ティー.40」という.40S&W弾のM4006を切り詰めたモデル(M4013?)です。また、一部のネット・ソースでは、.45ACP弾のM4506が使用されていたという話もありますが、シングルカラム8発の.45ACPではなさそうなので、ここではM5946説を採用いたします。
*この文章は、タイプをM5906から再びM5946に編集しました。(2008/9/4)
〔シエンナ・ギロリー〕
本名:Sienna Guillory
生年月日:1975年5月31日
出身地:イギリス ロンドン・フルアム
出演作品:
キス★キス★バン★バン (2000)
スーパーファイアー (2001)
タイムマシン (2002)
トロイ ザ・ウォーズ (2003)
ラブ・アクチュアリー (2003)
バイオハザード? アポカリプス (2004)
エラゴン 遺志を継ぐ者 (2006)
もともとは金髪なんですねぇ。でもジル・バレンタインはゲーマーじゃなくてもやっぱり黒髪であって欲しい!(笑)とにかく「アポカリプス」での彼女のエロ格好よさは、どこかの少女歌手とは比較になりません。コスプレぎりぎりのコスチュームもその一因かも。
バイオハザードは、1作目と2作目では大きくその性格が変わります。ホラー色の強かった1作目から、完全なアクション映画へ。3作目は彼女は出ていないそうなので、とっても残念です。だって、2作目の主役はどうみてもジルでしたから・・・。どのくらいエロ格好いいか、ぜひ作品をご覧ください!コワイモノだめな方も、2作目だけなら(たぶん??)OK!
で、彼女が後半の校舎内で使用の「ベレッタM92F」のお話はまたいずれ!