2007.09.05
「ブラボー!!」
昨夜のFMのベストオブクラシックで、例の私のお誕生記念コンサート、いやN響講演の8月23日に松山で収録されたのをやってました。直接ホールで聞いたのと、装置から流れる音にははやり臨場感とか同時性みたいなものが違ってるので正確な判断とは言えませんが、高松公演の神尾さんの演奏の方がややマイルドかなと思いました。
スピーカーを通して聞くと、どうしてもまだ見ぬ他の演奏者のものと比較してしまいます。で、やっぱりパールマン&フィラデルフィアはすばらしいなぁ〜。同年代としても、チョン・キョンファは芸術性が高いなぁ〜。いや、神尾さんも素晴らしいですよ。でも上には上がいるのです。是非皆さんも、聞き比べてみてください。どうせ買うなら、「100円癒しのクラシックシリーズ」ではなく、本物を!たかが数千円で、本物が手に入るのですから!
「最高のものを手にしてしまったり、見たり聞いたりすると、後はくだらなくなる。」それは確かに一理あります。でも、評価の軸のゼロ(もしくはマイナス)の反対側はどれだけかというのは、やはり大事なことではないでしょうか?いいものをいいと認めることは大切なことですが、あくまでも個人の評価の中ではありますが、絶対的な評価の出来る軸と冷静な判断は、特に経営者には必要な要素のひとつだと思います。
些細なことでも「サイコー!」「ブラボー!」と感動振りまき「一合蒔いたら」のあなたっ!貴方にとっての本当の「最高」とは、どの辺ですか?