2007.09.07

COLUMN

「嬉しい事、悲しい事。」

昨日は午前中から夕方にかけて4件のお客様訪問。いろいろとありがとうございました。よろしくお願いいたします。で、夕方からこのブログの関連サーバーの調子がおかしくなって、夜のアクセスにはいろいろと支障をきたしておりました。ご訪問いただいた方にはご不便をおかけいたしました。今朝ほど復調しましたので、ご報告いたします。

で昨日は、嬉しい事と悲しい事がありました。

嬉しい事:バックの紐が外れてなくなっていたのが見つかった。

このバッグ、もう10年以上使ってます。同じく同時期に買った札入れ・小銭入れ・名刺入れ・キーケースとおそろいで、ご存知の方も多いはず。で、フック式になっている手提げ紐が、いつの間にか外れてなくなっていました。「これだけ買っても結構するだろうなぁ〜」と、悲しみのどん底で数日間を過ごしていたのですが、昨日それを見つけたのです。それも駐車場のアスファルトの上で。たまたま屋根つきのところだったので、雨にも濡れずにすんだようです。とにかくうれしいです。これで、一生使い続ける夢に近づいた・・・無理???

悲しい事:パヴァロッティが、亡くなりました。享年71歳。

ご存知の方も多いはず。あの「3大テノール」の一人のルチアーノ・パヴァロッティです。「キング・オブ・ハイC」と呼ばれた煌くような高音と、独特の転がるようなヴィヴラートがとにかく好きでした。正直、3人の中では彼の声が一番好きでした。譜面が読めないとか、ポピュラーに寄りすぎたとかいろいろ言われましたが、私は彼が好きでした。

ドミンゴ、カレーラス、パヴァロッティの3人は90年ごろがピークではありましたが、彼らに勝るテノール歌手は少なくとも今日まで誰一人としていません。断言します。(いいのか?)3人ともそれぞれに特色があり、それぞれに十八番があって、私的にはドミンゴは「椿姫」のアルフレードに「トスカ」のマリオに「カヴァレリア・ルスティカーナ」のトゥリッドゥ、カレーラスは「トゥーランドット」のカラフに「アイーダ」のラメダスに「カルメン」のホセにドン・カルロ。

そしてパヴァロッティは彼のオペラ初舞台の役、「ラ・ボエーム」のロドルフォに「蝶々夫人」のピンカートン、「リゴレット」のマントヴァ公爵にオテロ、「道化師」のパリアッチョなどなど。2006年のトリノオリンピック開会式で「トゥーランドット」の誰も寝てはならぬを歌いましたよね。私的にはあれはカレーラスなのですが・・・。

彼は、野外コンサートを数多く行い、またクラシック界以外の歌手とのコラボレーションも数多く行いました。ブライアン・アダムス、マライア・キャリー、ボーノ、マイケル・ボルトン、ブライアン・イーノ、ポリスとかとも競演してました。

パヴァロッティはダイアナさんとも親しくて、彼女の葬儀で歌って欲しいと招待されたましたが、親しくて悲しすぎ、とても歌えないと辞退したこともありました。私的には、とっても素敵なお話なのですが・・・。ダイアナ妃が嫌いな人も多いんですよね・・・。

そんななわけで、昨日は運動も体操もしないで、静かにロドルフォのエンディングでの泣き声を聞きながら、静かに一日を終えさせていただきました。

プッチーニ:ラ・ボエーム全曲

おすすめ平均:5
5こんな素晴らしいボエームはもう出ない
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5「ラ・ボエーム」の決定盤

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