2007.11.01

COLUMN

「狩猟民族の主食はメロディ」

今日は朝から講座3コマ。その後、お得意様を訪問しサポートなど。帰社して月末処理。帰宅は10時前でした。今日もお電話で、お得意様より御用命をいただきました。ありがとうございます。

朝は起床から家をでるまで、くつろぐ暇もなくぴちぴちになるまで寝てるのですが、毎日FMから流れるクラシックを聞きながら、なんとか朝食とったりお出かけの準備をばたばたとしてます。もっと早く起きて、のんびりしろよ!と言うところですが、何せ生まれついての夜型人間。両親によると、4、5歳ごろからそういう傾向があったようです。おまけに血圧が低めということもあって、朝はからっきし駄目なのです。

まあ、朝夜の話だけでもなくて、早めに睡眠をとって、起床後に読書とか何かをするなら、夜寝る前にここまで!ってところまで、寝てしまうギリギリまで何かをして、もしそれが長引いたなら睡眠時間を短くすればいいや!という無茶な性格もかなり影響してます。なにせ、私にとって睡眠時間というのは、伸縮自在のどうにでもなる不思議な時間なのです。

で、FMのお話なのですが、今朝はチャイコのヴァイオリン協奏曲やってました。最近、よく耳にするんですよね、この曲。で、ふと思ったのが、かつてFMを聞き始めた高校の頃とは、ずいぶんとFMに対する印象が違うな!ということなのです。朝からクラシックなんて絶対聴かなかったし・・・。

当時の放送内容は、私の大好きなロック&ポップス系(クロスオーバー含む)が3分の1、全く興味の無かったクラシック系が3分の1、歌謡曲や演歌、長唄などの邦楽が3分の1と言うような割合だったと思います。FMの週刊誌を必ず買って、事前にこまめにスケジュールをチェック。よさそうなものがあればカセット・テープ(!)に録音。いわゆる「エアー・チェック」ってやつです。そしてしつこくそのテープを聴いて、「所有もしくは保存の価値あり」となると、次にお小遣いと相談してレコードを買う。オールマンやドゥービーに出会ったのもこのルートでした。

大学の頃にはこのエアーチェックのカセットが200本ほどあって、全部にシリアル番号が書いてあり、バインダー型の手帳には番号順にアルバムタイトルからミュージシャン、曲名、録音日時、放送局など、「お前、本当にO型?」と言われるほどきちんと整理してありました。何度も録音しなおすので、カセットに書いたのでは駄目だったのです。

そういう私にとって、クラシックが流れる約30%の時間と言うのは、恋人からの手紙の返事を待つよりも耐え難いほど長く感じられ、こんなことを国営放送がしてるようじゃぁ、日本はいずれ滅びる・・・などと勝手に怒っていたものです。

ところが大学の頃から少しずつクラシックを聞くようになり、今ではJAZZとクラシックがメイン。ロックやPOPSはもっぱら車中でという生活が当たり前になると、ずいぶんとFM放送を身近に感じるようになりました。クラシックも有名なものはほとんど聞きまわしたので、かかってる曲の半分以上は知ってる曲。まるで私の為に放送してくれてるような、そんな気さえしてくる今日この頃であります。

いや、だからどうこういうお話ではなく、サブリナも出て来ません。ただ、今朝、チャイコを聞きながら、ふとそんなことを思っただけなのです。すっかり音楽無しでは生きてゆけない体になってしまった。ちなみに今は、会社と同じi-Tuneの「Smooth Jazz」を聴きながらこの記事を投稿しております。時代も変わったもんだ・・・おいらも歳をとったもんだ・・・トホホです。

ちなみにFMから最初に聞いたオールマンとドゥービーはこれでした!

The Fillmore Concerts
The Allman Brothers Band

おすすめ平均:5
5すごいライブです
5ふざけんな!!何処の床屋だ!!
5裏の名盤登場

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スタンピード

おすすめ平均:5
5最もドゥービーらしい名作
5アルバム単位で聴くなら、これ!


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