2007.12.18

COLUMN

「テントウ虫のサンバ」

火曜日です。午前中は、システム案件のお客様要求定義やら別件の見積もりやらサイトデザインのチェックやら。午後からはお客様を訪問し、また別のシステム案件の概要調整と今後の展開の問題点の洗い出しなどを打合せさせていただきました。来春に向けて、よろしくお願いいたします。帰社して、引き続きあれもこれものデスクワーク。夕方には、カメラ屋さんの店頭でメディアからプリントを注文する専用端末の調整に四苦八苦。奮闘1時間、なんとか英語版Windows2000を克服いたしました。一体、うちの社長は何をやっているのやら・・・。その疑心暗鬼は正しく、トホホぶりはそのまま夜に引き継がれるのでした・・・。

その時私は、暗闇の中を歩いていました。三日月のか細い光も届かず、墨汁をひっくり返したような暗闇は、かすかな物音さえも吸い込んでしまいそうに思えました。そんな闇の中を歩いていました。下着泥棒をしようとか、公園のベンチを覗こうとか、そういうささやかな企みは毛頭ありませんでした。とにかく、闇の中を歩いていた私の右足が、突然唐突に何かに行き当たりました。一般的には「つまづいた」と言うことなのでしょうが、何か固いものに、一瞬にして激突したのです。

それは「つちのこ」だったのかもしれないし、「ネッシーの尻尾」だったのかもしれません。暗闇の中で、それが何物なのか、私に判別するすべはありませんでした。というよりも、それまで65kgの質量を、バランスをとりながら水平移動していた(正確には地球の表面に沿って回転運動していた)私は、その得体の知れない物体に衝突したことによって、エネルギー保存則を保ったまま足首あたりを支点に、急激な回転運動に見舞われたのです。

まあ、ぶっちゃけ、何かにつまづいて転んだというわけです。

もちろん、両手を突いて、回転によるエネルギーが全身に衝撃としてかかるのを、無事避けることができました。まだまだ、反射神経は「もうろく」はしていないようです。(きゃんべるさん!)ひとまず安心です。起き上がって、暗闇の中で誇りを払い・・・。でもなんだか、左の手のひらに違和感が・・・。

明るい場所に移動して、少し痛みの出てきた手のひらを見てみると、そこには直径3cmほどの赤いすりむけが・・・。あーーーーーーーーーーーー皮膚を落としてきてしまった!!!

左手のひら:裂傷
右手のひら:わずかな裂傷
右手薬指の第一関節:裂傷
右手小指の第一関節:裂傷
左かかと下:裂傷

まあね、体の傷はいつかは治るものです。そんなことより悲しいのは、一張羅の背広のズボンの膝が破れてしまったことです。悲しい・・・。なにせ、私の背広は治癒能力を持っていませんし、形状記憶でもありません。こんなことも想定して、今度は形状記憶型の背広でも買いますか!どなたか、そういう背広売ってる○山とかハル○とか、御存知ありませんか?背広のことを思うと悲しくて、痛みさえも忘れてしまうほど・・・ええ、まあ痛いのは痛いんですよ!直径3cmズルムケですから・・・。

というわけで、本当は「ハリウッド・ワルツ」を踊りたかったのに(イーグルスファンの皆様、お待たせしました!)、今宵はチェリッシュの「テントウ虫のサンバ」(懐かしい・・・)と相成ってしまいました。最近、どうもこういうミニ・トラブルが多い。それもこれも、大殺界の終わりのいばらの出口でしょうか?一刻も早く、この魔界からスポーン!と抜けるよう祈りながら、今夜も早めに休ませていただきます。皆様、おやすみなさい。

注:食事中並びに、こういうの苦手な人は、クリック禁止です!

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