BOSS's Column

若かりし頃（いつだー？）1984年、ストリート・オブ・ファイアーなる映画がありました。アルマーニの衣装を着たロック歌手エレン（ダイアン・レイン）を助ける流れ者のトムを演じていたのは、マイケル・ペレと言う役者でした。一方、遡ること9年前の1975年、人食い鮫が全世界を恐怖の陥れました。完全と立ち向かった警察署長ブロディがロイ・シャイダー。そんな、B級名優が演じる2002年のアクション映画が、レッドデビルです。

ロシアン・マフィアのハッサン（ロイ・シャイダー）は、アメリカへのヘロイン密輸を企て、ロシア出張中のスティーブ（マイケル・パレ）の愛娘を誘拐し、解放の条件に密輸への協力を提案します。やむなく密輸の片棒をかぶり・・・では物語が終わってしまうので、ここは一ひねり。スティーブは、偶然ある男と出会います。セルゲイ（オレッグ・タクタロフ）は、KGB諜報部員。かつて家族をマフィアによって失った彼は、スティーブと協力し、組織を急襲することになります。そして、スティーブの正体は・・・。

というストーリーで、女子供はもとより、普通の映画ファンにもなかなかどうしても楽しめない、と言う内容の映画です。二人の主演ということで、結構楽しみにしていたのですが、むしろ「おっさんKGB」、セルゲイの熊のようなアクションがあまりにもウォッカ臭くって・・・。

まあ、ロイの過激なファンか、マイケルのコアなファンに。一般人は手を出してはいけません。

出演：マイケル・パレ,ロイ・シャイダー,オレッグ・タクタロフ,イリーナ・アペクシーモワ,ゲイリー・カスパー,アレクサンダー・ネフスキー

監督：ジーノ・タナセクス　2002年

BOSS的には・・・★☆☆☆☆