2008.03.31

COLUMN

「本当の自分」

新しい一週間が始まりました。今日の朝礼の御題は「疑心暗鬼」。○○君、「地震安否」ではありませんよ!そして、今日で平成7年度が終わります。といっても、うちの会社は第3四半期が終わったところですが・・・。お陰さまで、この四半期は非常にいい感じでした。最後の四半期もこの勢いを維持して、元気に行きましょう!皆様、どうかよろしくお願いいたします。

ところで皆さんは、「本当の自分」って理解されていますか?毎日の生活を、規則やルール、あれこれ社交や気遣いで忙しく過ごしていると、「あれっ?本当の自分って、どんなんだったっけ?」と、ふと思うことってありませんか?

先日の同友会のとある会合でもこの話しが出たのですが、最近の私は、一日の終わりにシンフォニーを聞きながら過ごしています。なんて書くと、なんかカッコつけてるように見えますが、そうではなくて、好きな音楽に身をゆだねているということでもあるのです。が、それはどういうことなのか?

シンフォニーは複雑なスコアがあり、4楽章もしくは5楽章にも渡り、またそれぞれの楽章で旋律はもちろんのこと、リズムも演奏する楽器も違ってきます。そういう複雑なものを最初の一音から最後のフィナーレまできちんと演奏するには、卓越した演奏力とともに、ものすごい理詰めのスコア消化が必要です。

そういう理路整然としたものに身をゆだねることで、たとえば湯船にゆったりとつかって、体の疲れを癒し、命のリズムを取り戻すように、過熱し混乱したココロとアタマを整理してその疲れを癒し、本来のリズムを取る戻せるのではという企みなのです。

じゃあ、アドリブ勝負のJAZZはだめなのか?ん・・・少なくとも、今頃の心境としては、JAZZのアドリブは無用に精神の高揚を促され、そうでなくても昼間に高ぶった気持ちを落ち着かせることは出来そうにありません。カーメン・マクレーなんかだと、変な方向に癒されてしまいそうだし・・・。

ということで、しばらくはシンフォニーで一日のクロージングの日々が続きそうです。夕べはレヴァインのマーラー5番。今日はヴァントのブル5あたりにしましょうかねぇ〜。ちなみに今は、フランソワーズを聞きながら、このブログを書いています。

今日、コンビニから出るときに、手押し車を押しているおばあちゃんと一緒になりました。そのおばあんちゃんがそのままドアを押し開ける姿が想像できなかった私は、先に出てドアを開けていました。おばあちゃんは外に出ながら「ありがとうっ」って。ん、なんか言われた私が、ほんわか幸せな気持ちに・・・。おばあちゃん、こちらこそ、ありがとう!

明日もいい日でありますように!

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