2008.08.25

Movies

CRANK 邦題:アドレナリン

「アドレナリンを放出し続けなければ死んでしまう。」という状況の中、繰り広げられるヒットマンと組織の戦いを描いた、筒井康隆も真っ青のドタバタ・アクション映画。

フリーランスの殺し屋シェブ(ジェイソン・ステイサム)は、宿敵リッキー(ホセ・パブロ・カンティーロ)に中国製の猛毒「北京カクテル」を注射され、余命一時間。ただその毒は、アドレナリンを放出し続けると延命できることを、友人の医者ドク(ドワイト・ヨーカム)から知らされます。

あの手この手で、己のアドレナリンを沸き立たせ、リッキーへの復讐を企てるのですが・・・。

で、どうやって興奮状態を持続させるのかというのが、この映画の面白いところで、まああり得ない設定も数知れず。もちろんこの映画を、ノンフィクションだとか、実話を元に・・・なんて見る人はいないと思いますので、劇画風に楽しめます。

主演のジェイソン・ステイサム、こんな役もやれますと言う、スタントマン顔負けのアクションには感服しますが、トランスポーターでのあの渋い彼を知る人は、あまりの突拍子もない行動に、ちょっと人間不信に陥るかも・・・。

まあ、そもそも単純な設定と、アイデア勝負のこの映画、娯楽と言うにはあまりにダーティで結構グロだったりしますが、コミック世代には結構、受けがいいのでは?私的には、イブ役のエイミー・スマートがあまりにアホ顔なんで、シェブにも感情移入できないままのドタバタな90分でした。

原題の「CRANK」は「変わり者」とか「変人」と言う意味。アクションは派手で十分楽しめますが、物語はもちろん何も語らず。老若男女すべての方にはお勧めいたしません。

監督:マーク・ネベルダイン,ブライアン・テイラー 2006年
出演:ジェイソン・ステイサム,エイミー・スマート,ホセ・パブロ・カンティーロ,エフレン・ラミレッツ,ドワイト・ヨアカム

BOSS的には・・・★★☆☆☆

アドレナリン

おすすめ平均:3.5
4おバカで真面目な主人公
5どこかコミカルさをうかがわせるアクションものです。
1何なの??この「おバカ度全開!」みたいな展開は!
4ハード過ぎで、ぶっ飛んだアクション映画
5コミカルアクションの妙

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