2008.09.22

Movies

PURPLE RAIN 邦題:パープル・レイン

プリンスって知ってますか?ラケットメーカーでもなく西武系のホテルでもなく、ミュージシャンの・・・?し、知らない?そ、そうなんですか・・・。では、映画「ハッピーフィート」に提供した「Song Of The Heart」がゴールデン・グローブ賞主題化賞を受賞した、結構あくの強い黒人ミュージシャンは?

それが、プリンスです。これはそんな彼の下積み時代を描いた青春映画。というよりは、彼の最も有名なバラード「Purple Rain」の2時間のプロモーションビデオ?アカデミー賞主題歌賞を受賞。

アメリカ北部、ミネソタ州ミネアポリス。ライブスポット「ファースト・アベニュー」では、夜な夜なスターを夢見る若きミュージシャンの演奏に、若者が詰め掛けていました。

その中に、強烈な個性と強いアク、独特のリズムと演出で観客を沸かせるバンドがいました。キッド(プリンス)率いるレボリューション(レボシューション)。ライバルは、モリス(モリス・デイ)率いるザ・タイム(ザ・タイム)

そこに、やはり歌手で名を上げる夢を持ったアポロニア(アポロニア・コテロ)がトランクを提げてやってきます。キッドとアポロニアは恋に落ちるのですが・・・。

はい、最初にお断り(?)したとおり、これは「パープル・レイン」の長編プロモーション・ビデオです。この曲がどうやって出来たのかって感じで、物語が展開します。ですから、演技がどうこう、演出がどうこう、カメラワークがどうこういう映画ではありません。ひたむきなプリンスファン、もしくは軽い映画の好きなロックファンのための映画です。

二人の絡みのシーンもあるのですが、ほどよくさらっと流してくれて、好感が持てます。失意のプリンス、それでもその仕草?っていうのは、ちょっと失笑ですが、エンディングでは軽−く盛り上がれます。

私的には「パープル・レイン」よりも「When Doves Cry」の方が彼らしくて好きですが・・・。まあ、ドラマよりも演奏の時間が長いくらい、プリンスやザ・タイムの演奏が聴けますので、BGMいやBGVとして流しておいても害はないかと・・・。

出演:プリンス,アポロニア・コテロ,モリス・デイ,オルガ・カルラトス,クラレンス・ウィリアムズ三世,レボリューション

監督:アルバート・マグノーリ 1984年

万人向けとは言いがたいため、BOSS的には・・・★★★☆☆

パープル・レイン

おすすめ平均:4.5
5プリンスの魅力が二面で楽しめる!
5当時は、自伝的だとか・・・
4モリス・ディの軽薄な演技
4ミュージカル映画は歌詞がツボ。
4まずは観よう!観せよう!

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