2008.11.04

POPS

DEPARTURES

もう12年も前のこと、この歌に誘われて雪国に出かけたのは・・・。あれから毎年冬になり、雪が恋しくなるとこの曲を聴いていた。それも今は「雪の華」に変わったよ。人は変わり、また成長するものなんだよ。

僕にとって君は1998年が終わるとともに消えた。朋ちゃんを君が消去したあの時に。

明らかに、君は時代の変化に取り残されていると感じた。私たち普通の人々は、世紀末に向かって静かにナーバスになっていったのに、そんな時代を君は許せなかったんだろうね。それを否定するかのように、君はロスの豪邸に移り住み、マードックと狂乱してしまった。

90年代後半。私を旅立たせてくれた君はもう過去の人となった。君の歌を聴きながら作ったこの礎の上で、私は今よりも新しい変化、これまでよりも大きな成長を遂げなければならない・・・。

流れる水に生きる僕にとって、留まることはただ「死」を意味するだけだから。時々は思い出したように、すべての始まりであった「DEPARTURES」を聞きながら・・・。

いつだって、思い出を作る時には、あなたと二人がいい・・・

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