2008.12.23
HITMAN 邦題:ヒットマン
世界中に熱狂的なファンがいる(らしい)、一匹狼のアサシン(殺し屋)の登場するビデオゲームの映画化作品。ゲームとの相関性にかなり気を遣っているらしいのですが・・・。PG-12指定。
最近この手の映画が多いような、「アベマリア」で始まるイントロ。背景には、幼少の頃から兵器としての殺しの技術を叩き込まれる主人公たち少年の映像が、フラッシュバックのように流れます。
スキンヘッドに後頭部のバーコードのタトゥ。殺し屋「47」(ティモシー・オリファント)は、国外追放された僧侶たちが作った闇の組織のNo.1ヒットマン。ある日、次期大統領候補の暗殺指令を受け、任務を遂行するのですが、その直後から何者かに命を狙われるようになります。
一体誰の仕業なのか?その謎を解く若き娼婦ニカ(オルガ・キュリレンコ)とともに、ジグソーパズルを埋めてゆくのですが、二人の間にはほのかな愛も芽生え・・・。
アクションありーの、セクシャルありーの。といっても絡みのシーンがありません。オルガ・キュリレンコの微乳は堪能できるのですが・・・。
「47」を演じるのは、ダイハード4.0で、マギーQの彼氏だったワルのボス、トーマス・ガブリエルを演じてたティモシー・オリファント。男前なのですが、悪そうさが先立ってなかなかいい主演をもらえない。でも、こういう設定だと、いいかんじでてますねぇ〜。
ニカ演じるオルガ・キュリレンコは、007/慰めの報酬のボンドガールに抜擢されたウクライナ出身の新進女優。かつて007にも登場したソフィー・マルソー似の、脱ぎっぷりのいい女優さんです。ってか、その程度しか今回は役回りとしてはないのですが・・・。
で、「47」自体は全くニカに手を出さない。ストイックな設定なのか、それともオタク思考の中性なのか?途中の半裸の彼女を避けるような微妙なシーンも気になります。もしかして、B級脱却の秘策だったのかもしれませんが、まあこの映画で二人の絡みは、たしかに不要ですなぁ〜。そんな頭にバーコードだと、何が何でも目立ちまんがなぁ〜 ^_^;
で、B級オタク仕様特急便ですから、打ち合いのシーンは異常にすごいです。ちょっとスプラッシュし過ぎの感もありますが・・・。それにしても数えたわけではないのですが、彼のパラ・オーディナンス、弾ありすぎない?
お勧めする方のイメージが沸かないのですが、ガンマニアとアクションファンに!?
出演:ティモシー・オリファント,ダグレイ・スコット,オルガ・キュリレンコ,ロバート・ネッパー
監督:ザヴィエ・ジャン 2007年
BOSS的には・・・★★☆☆☆
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