2009.03.01
荒城の月 作詞:土井晩翠 作曲:瀧廉太郎
春高楼の花の宴
めぐる盃かげさして
千代の松が枝わけいでし
むかしの光今いづこ
秋陣営の霜の色
鳴きゆく雁の数見せて
植うるつるぎに照りそいし
むかしの光いまいずこ
天上影は替らねど
栄枯は移る世の姿
写さんとてか今もなお
嗚呼荒城のよわの月
ちなみに2番の歌詞の「秋陣営の」は、天正5年の七尾城攻めの際に上杉謙信が詠じた、以下の詩が元になっていると言われています。^_^;
霜は軍営に満ちて秋気清し
数行の過雁月三更
越山併せ得たり能州の景
遮莫(さもあらばあれ)家郷の遠征を憶う