2009.04.27
戦国時代来る!
昨日は、F1グランプリ第4戦が、灼熱のバーレーン王国バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われました。今シーズンの話題は、なんといってもロス・ブラウン率いるチーム「ブラウンGP」。若干21歳、レッドブル・ルノーのセバスチャン・ベッテル。そしてF1の老舗と呼ばれるフェラーリ、マクラーレン、ルノーなどの低迷でしょうか。ああ、ザウバーは例年通り低迷していますが・・・。
昨日のグランプリの話題は、何と言ってもトヨタのとトゥルーリとグロックが、予選で1、2位のタイムをたたき出したということ。つまり決勝レースのフロントローをトヨタの赤白マシンが占めたわけです。
気温36度、路面温度50℃と言うコンディションの中、決勝レースがスタート。トヨタの2台は、後続のベッテル、バトン、そしてKERS搭載マシンのダッシュを交わしてワン・ツー体制を構築します。
57週で争われるレースの序盤、10週目を過ぎた頃に始まった各車のピットイン。ここでチーム戦略の優劣が、順位の入替という結果となって現れます。そして終わってみれば、やはりのバトン(ブラウンGP)が優勝、こちらも本命のベッテル(レッドブル)が2位。トゥルーリはなんとか3位に入りましたが、予選2番手だったグロックはなんと7位でチェッカーを受ける結果となりました。
私はトヨタファンではありません。国内メーカーで言えば日産ファンですので、どっちでもいいほうで、撤退した本田も判官びいきで言えば、トヨタとともに応援すべきなのでしょうが、セナを失ってからはどうでもよくなった。
まあ、いろいろあって義理でザウバーを応援してはいるのですが、こう国際映像に出てこないと、応援のしようもない。まあ、中継の少ないどっかの「赤ヘル軍団」見たいなものかもしれませんが・・・。ちなみにザウバーは、18位、19位。もひとつちなみに完走19台でした。
とにかく今年はレギュレーションが変わってややこしくなったし、KERS(カーズ)なんていう省エネ、いやニトロ技術も出てきたし、チームの優劣も群雄割拠。ドライバーも新旧交代が起こっていて、まさに戦国時代。
そういう意味では、どっかのジャイアンツの独走みたいに、いやかつてのフェラーリ&シューマッハやルノー&アロンソみたいな面白みのない時代ではない、毎試合、まったく目の話せない状況は、なかなか見ごたえがあります。
次回は連休明け5月10日、伝統のスペイン・グランプリ。新興チームが快走を続けるのか、古豪チームの復活なるのか。楽しみです。