2009.06.20
The Bodyguard 邦題:ボディガード
トップミュージシャンとそのボディガードの恋を描いたラブ・ストーリー。主演は「フィールド・オブ・ドリームス」「ダンス・ウィズ・ウルブス」「JFK」で人気沸騰中のケヴィン・コスナーに、当時ブラコンでは飛ぶ鳥落とす勢いのホイットニー・ヒューストン。物語と彼女の歌が両方楽しめる作品です。
かつてシークレット・サービスで大統領の警護にあたった経歴を持つフリーのボディーガード、フランク・ファーマー(ケヴィン・コスナー)。ある日彼は、スーパースターのレイチェル・マロン(ホイットニー・ヒューストン)の護衛を依頼されます。実は彼女の身辺では不審な事故が多発し、自宅には脅迫状が何通も届いていました。
かつて警護担当だったレーガンが凶弾に襲われてから、有名人のボディガードはお断りが信条のフランクでしたが、熱心な依頼をうけ彼女の邸宅を訪問します。有名人らしく自由奔放に振舞う彼女とその取り巻きを見て、フランクは警護を断りますが、最終的にはその仕事を引き受け、ずさんな自宅の警備体制を見直しにかかります。
しかしある夜レイチェルは、予定外にライブハウスのステージに立ち、舞台に駆け上がってきた男に突き落とされます。駆けつけたフランクに助けられた彼女は、恐怖から錯乱状態になってしまいます。そんな彼女を熱心に介抱するフランクに、彼女は心を開き始めます。
私にはボディガードはいません。あたり前ですが・・・。ボディガードが必要なのは有名人。そして有名人とそのボディガードが恋仲になるというのは、まあありえない設定ですが、そういってしまうと物語りは始まらない。いや、まあそもそもがホイットニーの物語仕立てのミュージック・ビデオみたいなものですから、そういうことは不問に付して。
とはいっても、やはりドラマとしてみるには設定の違和感拭えず。真犯人も意外性だけで、何故彼が?という疑問には答えてくれないし、「これはあくまでもフィクションです」というメッセージをそのまま映像化した状態で、お話は展開してゆきます。ということで、見ごたえのある、あるいはココロの隅っこをつつかれるような小気味よいラブストーリーとは程遠い。
と、そういう理詰めの見方をしない女性の方には、「ああ、私にもあんな素敵なボディーガードがいてくれたら・・・」と、お隣の男性にせがんでみたり・・・。という作品でしょうか?ということで、タイタニック同様、最初のデートに見る映画の一本として、映画オタクではない彼女と遊園地と比較対照してみてください。
えっ?最近は「○ホ」直行ですか?それじゃあ「Polish Wedding」ですがな・・・^_^;
ちなみに私は、この映画のサントラ版CDも持ってます、はい。
出演:ケヴィン・コスナー,ホイットニー・ヒューストン,ゲイリー・ケンプ,ビル・コッブス,ラルフ・ウェイト
監督:ミック・ジャクソン 1992年
BOSS的には・・・★★☆☆☆
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