2009.09.02
テレビッ子。
私はテレビをあまり見ません。いや、普通かな?私が見る番組は・・・
・ニュース番組
・野球中継
・モータースポーツ(2輪・4輪)
・絵画やクラシック
・たまに邦画
・時々大河ドラマ
・主にBSの旅番組
という感じです。皆さんの中には、薄暗い部屋に帰宅し、照明よりも先にテレビをつける人はいませんか?私に知人には、テレビがついたままじゃないと眠れないという人もいましたが・・・。
無類の映画好きなのに「たまに邦画」というのは、洋画の吹き替えなるものが全く肌に合わないため。で、よさげな、あるいはこれはビデオ借りてまで見ないだろうなという邦画だけとなります。
お笑いもほとんど見ません。なぜなら己の日常のほうが、よっぽどユニークでおかしいから。^_^;
ニュース番組以外はすべてこれ娯楽です。ニュース番組は情報収集といいますが、世の中に対するスコープといいますか、世の中においてかれないためといいますか・・・。あえて「ニュース番組」と言ったのは、昨今の「報道番組」なるものがあまりにもバカバカしくて見ていられないからです。
私の言うニュース番組とは7時のニュース。そして10時以降のものはすべて悪しき「報道番組」。どっかの9時のニュースも、他局の悪影響をもろに受け、本人たちは気づかないまま最近は「報道番組化」してしまっています。
ここで私が「悪しき」という形容詞をつけた「報道番組」とは、本来その言葉が持つ純粋な番組のことではなく、つまり言葉どおりではなく現在垂れ流されている、それらしいタイトルだけは「報道」となった番組のことです。
なぜあほらしいか。
私にとってこれらの番組は、本来の「報道番組」、アメリカのネットワークが追い求めている事実を追い求め公平に伝えることを旨とする「報道」ではなく、世の中で起こったこと、事件や事故、他人の幸不幸(多くの場合は不幸を扱っていますが・・・)を素材(ネタ)にした言いたい放題の脚色番組。レベル的には素人漫才レベルです。つまり、本来の「報道番組」ではなく、あくまでも娯楽番組。「レッド・カーペット」との違いが私にはわかりません。^_^;
与太話はいいんで、少しでも多くの事実を伝えてもらいたい。ただそれだけでいいのです。考えるのは、それらから何かを類推するのはこちらで勝手にやりますから。
特に訳のわからない「解説委員」だの「○○記者」だの、視野角5度くらいの難しそうにしてるだけの高学歴の人間に、偉そうに喋らせるのはやめてほしい。
いや、これは個人的なたわ言です。世の中はどんどん劇場化し、一般大衆は平凡、いや世知辛い日々の現実から逃避する為に刺激を求め、ドラマよりもノンフィクションの他人の不幸を知り、己の幸福を再認識する。
そのためのリアリティのある娯楽番組、時々問題になる刺激を高めるためにエスカレートしたノンフィクション・ドラマ、いや劇画「報道番組」は、私にとっては全く不要であり、7時のニュースだけあればいいのです。
直近の問題は、7時には帰宅が叶わないこと。そして危惧するのは、かろうじて唯一残された7時のニュースが、いつ「劇場化」するか・・・。
ということで、うちでは基本的にテレビは映画のためのモニターでしかありません。