2009.10.20

GUNS & ROSES

クイズの景品は・・・

クイズ番組の景品といえば、海外旅行とか家電品とかが普通ですが、なんと本物の自動小銃と手榴弾がもらえる番組があるとか・・・。

といっても日本ではなく現在無政府状態で海賊問題で話題のソマリアでのこと。番組の主催はナイキとかではもちろんなくて、アッシャバーブというイスラム過激派組織。で、優勝者には東側では超有名な「AK47」という自動小銃と手榴弾2個他が授与されたそうです。

ニュース記事はコチラ >>> 「無政府状態ソマリアのクイズ景品は自動小銃」

ak4701.jpg

種別:アサルトライフル
口径:7,62mm
使用弾薬:7.62mm x 39
装弾数:30発
作動方式:ガス圧作動、ターンロックボルト
全長:870mm
重量:4.300g(マガジン付)
発射速度:600発/分

「AK47」というのは、旧ソビエトのカラシニコフという銃器設計者が設計し、1947年から正式に生産された自動小銃で、専門的にはアサルトライフル(突撃銃)といって、100m以内での至近戦で使用されることを想定した自動小銃。西側で有名なアサルト・ライフルは、皆さんもどこかで目にした事のある「M16」です。

m16-ak47.png

ak4702.jpg

AK47とM16のライバル対決が象徴的だったのはベトナム戦争。その後、AK47は東側を中心にさまざまな国でライセンス生産され、その数1億丁にもなるという報告がされており、別名「人類史上最も人を殺した兵器」とも言われています。

西側の映画などでは、たいがい敵側の兵士や悪人が持っているのがこの銃ですが、第二次世界大戦後に武力闘争で独立を勝ち取った国々では革命の象徴ともなっており、実際モザンビークの国旗にはそのシルエットがしっかりと刻まれています。

mozambique.jpg

そんなAK47、購入する際のお値段はというと、正規品で600ドルくらい、中国製のライセンス切れ製品だと10分の一の60ドルくらいで手に入るらしい。

ちなみに日本で合法的に手に入るのはモデルガンで、定価は本物正規品の半額ほど、3万円超します。

映画では脇役として最も登場数の多い銃で、「007」や「24シリーズ」、ベトナム物の「プラトーン」「地獄の黙示録」はもちろん、「西部警察」や「海猿」「ナースのお仕事」といった邦画にも登場します。

えーっと、東京マルイのでいいので、そういう景品の出るクイズ番組ってないですか?(笑)で、今回は美女の記事は省略いたします。

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