2010.01.06

COLUMN

「真剣に向き合うこと」

年明け2日目。と、これから一年間200日余り、こうして毎日毎日数えてゆきます。嘘です。多分、二桁になれば数えられなくなります。若かりし頃は理系でしたが、老化してややこしいことがわからなくなったので、近頃は文系というよりアルツ系です。本当に昨日のこともよく覚えてなかったりします。

でも、向き合うものへの真剣さは、今も昔も変わらないと思っています。多分・・・。


中学に入ってテニス部に入りました。初めてのクラブ活動、それも運動部。ところが1年生と言えば玉拾いに素振り、基礎体力。毎日毎日同じことの繰り返し。天気が悪くてコートが使えない日は、近くの神社までマラソン。雨が降っても廊下で腹筋・背筋腕立て伏せを50回ずつ。

入部して1ヶ月。腹筋が痛くて、それを理由に顧問だった数学の女性の教師のところに退部の話をしたら、あっさり断られました。そんな理由で退部はさせないとのこと。今思えば「確かに」!まったく真剣に向き合っていなかったんですよね、それまでは。

その日、素振りで身につく基本のフォームの大切さ、基礎体力や持久力の大切さを先生からこんこんとと教えられました。そして結局のところ、中学3年間テニスを続け、高校に入っても1年間はしっかりとやりました。

おかげで握力が今でも70kgちかくあるわけですが、それよりも基礎・基本の大切さ、それを頭ではなく体に沁み込ませる事で、逆にとっさの時に臨機応変に対応できること。

そしてなによりも、目の前のその瞬間に真剣に向かい合うことの大切さを知りました。今そこに飛んできたボールに対して、自分のもつ能力で如何に対応するのか。瞬間瞬間が真剣勝負です。

そんなことをふと思い出し、いま向かい合っている仕事に対して、どれくらい真剣な瞬間を持続することが出来ているのか・・・。

ああ、いま向かい合っているのはお笑い番組でした。失礼いたしました。明日もガンバリマスです。

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