2010.01.17

COLUMN

「マーラーと能」

先週は(も)怒涛の1週間でした。余波を受けて週末の土曜日も朝からシステム案件のデスクワーク。夜は同友会の年始会でした。今日も出社し、昨日の残作業。少し寒さも緩んだようですね。

いつも休日出勤のお供はiTuneから流れるSmoothJazzなのですが、週末から聞き出したブラームスの4番の影響を受けて、今日はマーラーの10番を職場に持ち込みました。

どちらも巨匠の最後の交響曲。といってもマーラーの方は完成したのは9番までで、10番は途中までしかスコアが残っていませんでした。

マーラー:交響曲第10番(D.クック復元による全曲版)

おすすめ平均:5
5クック版もすばらしい
5背筋も凍る結末

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どちらも、巨匠がその作曲家人生の終焉に近づき、己の人生を達観したある種の高みが、流れる旋律の中に埋め込まれています。

彼らが残した連番シンフォニーという、成長と生き様のしるし。私はさて、何を残せるのだろうか?そんなことをちらちらと思いながらも、目前の仕事に集中する冬の一日でした。

以前、5番シリーズと銘打って、いろいろな作曲家たちの第5交響曲比べをしたのですが、今度は末番シリーズでもやろうかと思っています。いつになるかは定かではありませんが・・・。

nou-yasima.jpg一方、帰宅後の夕方は、録画しておいた某国営放送でやっていた新春能「八島」を堪能させていただきました。やはりわたしはこんぺい糖?

来週は一息つけるかな???

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