2010.02.20

F1 & Cars & Bike

「プリウスとポルシェ」

先日、プリウスとポルシェの記事を書いたら、いろんなところでお話をいただきました。

プリウスのブレーキがどんなのかはよく知らないのですが、ポルシェのブレーキって美しいんですよ!

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ね、美しいでしょう?そうでもない?アホかお前は?マニア?

そうですねぇ~こんなものを美しいと感じるのは、普通ではないのかもしれません。

「プリウスのブレーキ」→「それなりに止まる」(一部欠陥あり)→「それなりの形状」

「ポルシェのブレーキ」→「世界屈指の制動力」→「世界屈指に美しい」

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たかがブレーキ、されどブレーキ。ブレーキが効かなくては、車は怖くて走らせません。で、それもこれもバランスの問題だと思うのです。

よく自らとか、自社のあるべき姿、目指してる姿を「心技体」に喩えたりします。ポルシェの場合は、「制動力」「コントロール性」「美しさ」のバランスが高度に取れている。その為に犠牲になっているのは「価格」でしょうか?

この世のものはすべて、なにか理由を持って存在しています。空の雲も、一滴の雨も、道端の石ころも。もちろんあなたも、私も。そして、そのものがそうあるべき姿というものがあります。それはきっと高度なバランスの上に成り立っている。それはとても美しいはず。

それが崩れたとき、あるいは大きく足りないものがあるとき、それは醜く、またその存在意義を失ってしまうような気がします。

えーっと、バランスは良いとして、全体のレベルを底上げしなければ・・・。仕事に戻ります、はい。(^_^;)

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