2010.03.17
「虫の目、鳥の目、魚の目」
今日は一日デスクワークの予定でしたが、ウェブ・サイト用の写真撮影やら数件のお得意様訪問やらで外出いたいておりました。今日のお供は、昨日のカーペンターズではなく・・・
バーシアのファースト・アルバム「タイム・アンド・タイド」でした。
私たちは人間ですから、「人間の目」を持っています。私たちの目はとても素晴らしい、すごいものです。最近はものすごい高性能なカメラやビデオカメラが出来てますが、人間の目には到底かなわない。それは、視覚神経が「脳」というとてつもない演算処理・記憶装置に直結しているからです。
ところがそんな優秀な目を持っていても、漫然と見えるものを見ていては、ただのふたつの「穴」でしかありません。
それには高級カメラがそのレンズを取り替えるように、人間はミクロを見つめる「虫の目」、マクロを見渡す「鳥の目」、そして時代や空気の流れを捉える「魚の目」が必要です。そして時によりそれぞれを切り替え、必要な情報を必要なだけ性格に収集し、それにより正しい判断を行う。
言葉にすれば簡単なのですが、いざ実際に実行するとなるとなかなか難しい。一人で出来なければ、それぞれに適した人で組織を構成する。
どうしても「虫の目」しか持てない人間もいます。成長しても歳をとっても、同じ「虫の目」。それはそれで仕方がないことです。逆にそういう人はむしろそれを研ぎ澄ます方向に導いてゆく。それしか出来なくても、それなら任せられる人がいれば、組織の要素がひとつ揃ったことになるのです。
さて、あなたは日々、この3つの目切り替え、また駆使していますか?