2010.06.29
「サーカスも真夏へ!」
週末は、「ミズノオープン よみうりクラシック」がありました。20歳の薗田選手、初優勝のプレッシャーを微塵も感じさせない素晴らしいプレーでした。
夜にはF1第9戦、ヨーロッパグランプリでした。
結果はレッド・ブルのベッテルがポール・トゥ・ウィン。スタートで出遅れた予選2位のウェーバーは、序盤9週目になんと格下のコバライネンのロータスに追突、宙を待ってタイアバリアに激突。あわや大惨事かと思われましたが、本人は無事でした。
追い越しポイントの少ない市街地サーキット、バレンシア・サーキットで行われた今回の見所は、シーズン中盤でいよいよヨーロッパに戻った各チームの、マシンの開発状況です。
レッドブルが始めた排気管の取り回し(排気吹きディフューザー)やマクラーレンの「Fダクト」を、TOP3のチームがそれぞれ導入。しかしそれを成果に結び付けるのはまだまだのようです。
それよりも、今シーズン各チームが苦労しているBSタイヤ、特にソフト側の使い方が戦術どころかレース結果に直結する。小林が7位に入れたのもそうだし、どうもBSを履きこなしていないフェラーリアロンソが8位、マッサが11位。オンボード・カメラの映像を見ていても、メルセデスあたりとは明らかに違って、運転に苦労していました。
さて、2週間後の次回第10戦はイギリスGP、高速サーキットで有名なシルバー・ストンです。ポイントランキングでトップを走るハミルトンが母国でさらなるアドバンテージを築くのか。それともレッドブル勢がまったをかけるのか!
最高のテクノロジーと極限の人間の戦いに、目が離せません。
と、その前にサッカー見ますか!?