2010.07.28
「F1第11戦ドイツグランプリ」
さて、やる気完全メルトダウン状態なのですが、ここは気を取り直してF1のお話などをば。
先週末の第11戦ドイツGPは、久しぶりに見た跳ね馬の1-2。3位にはヴェッテル、4位、5位はマクラーレンの2台がステディに入賞でした。オンボードで見る限り、フェラーリはここにきてコーナリングのバランスもストレートの伸びも結構出てきましたねぇ。BSを履きこなしている印象。一方、レッドブル勢は速いことは速いけど、やっぱりバランスが悪い印象でした。
次回は1週間後のハンガロリンクでのレース。フェラーリがこのまま好調を維持できるのか、それともマクラーレンがそれを上回る仕上がりに持ってくるのか?楽しみです。ちなみに昨シーズンのウィナーはハミルトンでした。
で、今回レースが行われたホッケンハイムといえば、かつては森の中を抜ける長いストレートが印象的なサーキットでした。
ここを300km/hを超えるスピードで駆け抜けてゆくマシンたち、森の木々の間にこだまするテクノロジーの咆哮。しかしそれはただの機械が発する毎分1万数千回転の音ではなく、一人の人間の命と人生のすべて、ドライバーやチームクルーの夢や野望や戦う本能を乗せて、まだ見ぬ何か向かってひた走る獣の叫びのようでした。
2002年の大改修によりコースレイアウトが変更され、この林間コースは姿を消しました。オーバーテイク・ポイントが増え、中低速の近代的なサーキットに生まれ変わったホッケンハイムは、安全性と引き換えにそんな野生の何かをなくしたように思うのは私だけでしょうか?
セナが、ピケが、マンセルが木霊を追い駆け抜けたあの時代、ただのおじさんのノスタルジーなのでしょうねぇ~。やはりメルトダウン!?
BGMに選んだ、ショパンのマズルカのせいかも・・・。
明日も、がんばるぞー!おぅ!