2010.07.17

COLUMN

「愛とは決して後悔しないこと」

ようやく梅雨明けみたいですね。のんびりとそんな事を言ってはいますが、一昨日から昨日に掛けては全国のあちこちで大雨によるたくさんの被害が出ました。天災とはいえ、痛ましい限りです。何事もなく今日を迎えられていることに、このささやかな日々に感謝しなければね。

さて、先日の映画投稿「マディソン郡の橋」には、たくさんのコメントをいただきました。「愛」が人類永遠のテーマであること、皆さん方が誰一人例外なく、ほろ苦い思い出を胸に抱いて生きていらっしゃる証なのでしょうね。

話題になっていた「後悔」ということ。「後悔」とはどういうことなのか?肯定すべきことなのか、忌み避けるべきことなのか?

「ある愛の歌」という古い映画があります。詳しくは映画投稿でご覧ください。「セカチュー」の原版といいますか、主人公の女性が白血病で若くしてこの世を去る。二人の若く青い恋を描いたただの悲恋ものなのですが、この映画のテーマが日本語で言うところの「愛とは決して後悔しないこと」でした。

それを聞いて、その当時は単純になるほど!と思ったのですが、もともとはジェニファーがオリバーに何気なく語った次の言葉なのです。

「Love means never having to say you're sorry.」

つまり、和訳だと「過ぎ去った過去に対して後悔しないこと」が「真実の愛」なのですが、そもそもは相手との「今の」かかわりの中で、決して「ごめんなさい」と言う必要のない生き方を「今」しなさいということなのです。

そうして二人で過ごし、懸命に今を生きる。一人になったある時に、とめどなく流れる涙の中で二人の生き様を「後悔」する人生。

それってなんと「素晴らしい人生」なのでしょうか?そう思われませんか?

というようなことを、実はお伝えしたかったのです。

えっ?今日ですか?後悔しないように、仕事してます。トホホです。

INDEX

CATEGORY

ARCHIVE