2010.10.29
Hello, Dolly! 邦題:ハロー・ドーリー
ソーントン・ワイルダー原作、ブロードウェイでロングランヒットを続けた「ハロー・ドーリー!」を映画化したミュージカル作品。監督はあのジーン・ケリー。主演はあのバーブラ・ストライサンド。ルイ・アームストロングが歌で出演。アカデミー賞美術賞・ミュージカル音楽賞・録音賞受賞。
世話好きの未亡人ドーリー(バーブラ・ストライサンド)は、事業で成功した男やもめのホレス(ウォルター・マッソー)の嫁探しに奔走するのですが、やがてミイラ取りがミイラに・・・。
という顛末を、3組の恋模様と共に描いたものですが、まあこういう作品は単純この上ないストーリーでないと、逆にばかばかしくて見てられない。
つまりコミカルでちょっと悲しくて、でも楽しい音楽と踊りのパフォーマンスを存分に楽しむ作品。
特に監督があのジーン・ケリーだからか、ダンスシーンは圧巻。存分に楽しめます。また屋外でのパレードや大勢の踊りのパフォーマンスは映画ならではでしょうね!
まあ、ベースがミュージカルですから、重箱の隅突きなどは愚の骨頂。とにかく、歌に踊りに、明るく楽しく、ちょっと悲しく楽しみましょう!そういう意味でも、無用に感情移入しないバーブラ・ストライサンドとウォルター・マッソーは、いいキャスティングでは?
いや、もちろんバーブラはうまいですよ、歌!あの「追憶のテーマ」を彷彿させます。ルイ・アームストロングがちょい出だとお思いの方、だって60年代の白人映画ですよ!
歌と踊りのお好きな方へ、つまりミュージカル好きのあなたへ。あるいは楽しい映画を見たい方に!
出演:バーブラ・ストライサンド,ウォルター・マッソー,マイケル・クロフォード,ダニー・ロッキン,E・J・ピーカー,マリアンヌ・マックアンドリュー
監督 ジーン・ケリー 1969年
BOSS的には・・・★★★☆☆
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