2010.11.17

Movies

CONTACT 邦題:コンタクト

地球外生命体とのコンタクトに科学者生命をかけた一人の女性の姿を描いたSF作品。天文学者でSF作家でもあるカール・セイガンの同名小説を映画化。監督は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ、「フォレスト・ガンプ」のロバート・ゼメキス。

アマチュア無線と天体に興味を持つ天才少女エリー。彼女が生まれるときに母をなくし、9歳のときに心筋梗塞で最愛の父テッド(デイヴィッド・モース) を亡くします。

数学と科学に秀でていたエリー(ジョディ・フォスター)は、教鞭の道ではなく科学者となり、幼い頃からの疑問だった「なぜ私たちはここにいるのか。私たちは何者なのか」の答えを探すため天文学者となり、砂漠の電波天文台で地球外生命体からの電波を待つ毎日。

ある夜、琴座のベガ付近から地球に向けて自然現象ではない電波が発せたれていることに気づいた彼女とそのチームは、世界中の天文学者たちと協力し、電波の解読に成功します。

しかしその段階で、彼女たちの研究は民間の物ではなくなり、政府そして軍の管理下に置かれることになります。

信号の中に数千ページもの資料を見つけますが、政府が立ち上げた暗号解読チームの努力もむな好く解読不能。しかし自らも優れた科学者で、彼女の影のスポンサーであったS・R・ハデン(ジョン・ハート)の助力で、それは空間移動を可能にするポッドの設計図であることが判明します。

contact.jpg地球外生命体からのシグナル解析といえば「SETI」を思い出します。私の知人も参加していたこの世界的プロジェクト、こういう話だとなんだかとても科学的なのですが、「宇宙人」という言葉が出ると、いきなりただの「科学」が「Sience Fiction」臭くなってくる。

そこにはガリレオ・ガリレイ以来の「科学と宗教」の問題が内在し、また証拠を提示することでしか己の正しさを立証できない科学者という生き方の苦悩が本作では描かれています。

2時間半の超大作には、(デジタル処理された)クリントン大統領も登場。CNNのレポーターもどうやら本物が出演していたようです。そういう徹底振りも成果もあり、ラスト近くのポッドのシーンまでは、まったくもってノンフィクションを観ているような映像。このあたりは、ロバート・ゼメキスの腕の見せ所?

主人公のジョディ・フォスター。イェール大学での才女、好きですねぇ~。いわゆるボデコンではないのですが、一緒にいたい女優さんですね。向こうはもちろん、そうは思わないでしょうが・・・。

彼女が最初に赴任した天文台がアレシボ天文台。007ゴールデン・アイの舞台にもなりましたよね!

科学者はこれまでも、そしてこれからも真理を追い求め続けることでしょう。それが科学者の存在意義ですから。それではその科学者もそうである人間の存在意義は?人間にとっての神は?

答えは「人間とは何かを信じることで生きてゆけること」きっと数十光年はなれた場所に住む地球外生命体も、同じなのかもしれません。

あなたは何を信じて生きていますか?

出演:ジョディ・フォスター,マシュー・マコノヒー,ジョン・ハート,ジェームズ・ウッズ,トム・スケリット,デイヴィッド・モース,ウィリアム・フィクナー,ロブ・ロウ

監督:ロバート・ゼメキス 1997年

原作:カール・サガン

BOSS的には・・・★★★☆☆

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