2010.12.14
時事ネタから
昨日今日の時事ネタから。
「TDL400円値上げ」
この不況下に誤った判断?個人的には英断だと思います。
物やサービスがより安く提供されることは、一消費者にとってとても嬉しいことですし、そうすることが企業努力でもあるわけですが、日本経済全体から言えば、そうのんきな事ばかり言ってられない。
もうそろそろ、「ユニクロ的デフレ」からは卒業しなければいけない。デフレとは、安く手に入ることと同時に貨幣価値が下がることだということを、考え直す時期に来ていると思うのですが・・・。
「M-1が今年最後」
一家そろって「お笑い嫌い」の私にとっては、どうでもいいことですが、あえて「朗報」と捉えておきましょう。
「笑う門には福来る」。この苦しくまた暗い時代にあって、笑いはさまざまなポジティブなものを提供してくれます。
しかし、毎日毎晩のようにお笑い芸人がテレビ画面を席巻し、何もかもが「お笑い」に包み込んでしまう風潮は、あいまい好きの日本人にとっては心地よいことなのかもしれませんが、厳しいことや難しいことに対面せず、ごまかし避けて通っても、それは問題を先延ばしするだけ。
もしかすると、日本国民はこんな時代でも笑っていられるとてつもなくすごい人種だと思い込ませ、水面下ではいろいろと画策しているのかもしれません。
いや、きっとそうじゃないから、M-1は今年最後でよかったのだと思います。
大企業から内定の取れない大学生が、中小企業へは目を向けずお笑いの世界に足を踏み入れるような、そんなことは国策として避けなければ・・・。
ああ、あきらかに小言ですね。それも年寄りの・・・。でも、憂いだけではいけない、次のステップをとは思うのですが・・・。