BOSS's Column

1980年12月8日、凶弾に倒れたビートルズのリーダー、ジョン・レノンの生涯を描いたドキュメンタリー作品。

ヨーコから提供されたと言う生前のフィルムやインタビュー、写真などで構成され、ナレーションはジョン自身によってなされています。

リバプールでの不遇な少年時代、ビートルズの結成、62年のレコード・デビュー。それからわずか数年の間に彼らは世界中を席巻することになり、世界一のポップ・バンドとなります。

しかし急激な成長と周りの扱いは、彼らの住む世界、毎日をすっかりと変えてしまいます。そして1970年の突然の解散。ジョンとポールの確執。

そして物語は、ジョンが「80年代はいい時代にしよう！」と歌った80年12月に突然終わりを迎えます。

ジュリアンとその母である先妻シンシア、ショーンとヨーコ。ジョンを最もよく知る4人のインタビューと未公開フィルムによって浮き彫りにされる普段着のジョン。それは誰か第3者の手によって美化されたものでもなく、英雄視されたものでもない。

あくまでも等身大の一人のミュージシャンの足跡であるこの作品は、20世紀の残した最高の音楽たちとそれを演奏した「ビートルズ」というバンド、そしてバンドのリーダーであり、数々の名曲を生み出した偉大な音楽家、ジョン・レノンのあまりにも短い生涯を描いたドキュメンタリーです。

出演：ジョン・レノン,オノ・ヨーコ,シンシア・レノン,ジュリアン・レノン,ショーン・オノ・レノン,ポール・マッカートニー,ジョージ・ハリスン,リンゴ・スター

監督：アンドリュー・ソルト　1988年

ナレーション：ジョン・レノン

BOSS的には・・・★★★☆☆

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