2011.02.03
Out of Africa 邦題:愛と哀しみの果て
アフリカの大地に魅せられた一人の女性の波乱に満ちた半生を描いたヒューマンドラマ。アイザック・ディネーセンの回想録「アフリカの日々」、ジュディス・サーマンの伝記、そしてエロール・トルゼビンスキーの原作を基に脚色。アカデミー賞作品賞・監督賞・脚色賞・撮影賞・美術賞・録音賞・作曲賞受賞作品。
デンマークに住み莫大な財産を持つ独身女性カレン(メリル・ストリープ)は、いつかデンマークを離れることを夢見ていました。
きっかけは突然やってきました。友人のスウェーデン貴族プロア・ブリクセン男爵(クラウス・マリア・ブランダウアー)と結婚し、彼女がケニアに所有する農園に新居を構えることなり、夢と希望を抱いてアフリカへと旅立ちます。
ナイロビに向かう列車の車窓から、象牙を積み込む一人の男を見かけます。冒険家のデニス・ハットン(ロバート・レッドフォード)でした。彼女に、友人あるバークレー・コール(マイケル・キッチン)に象牙を渡すようにと言い残し、彼はサファリの荒野へと消えてゆきます。
召使のファラー・アデン (マリク・ボウエンズ)に出迎えられたカレン。その日のうちにカレンとブロアの結婚式が執り行われます。
そしてデニスからの頼まれごとを済ますため、クラブにコールを訪ねた彼女は、紳士然としたコールという友人を持ち、たくさんの蔵書囲まれてこの地で暮らすデニスに興味を持ち始めます。
アフリカと言う土地は、ヨーロッパの人たちにとっては特別な場所で、われわれ日本人のように動物のいるサファリという感覚とはかなり異なるものがあります。
そのヨーロッパ人の畏敬の思いが、この映画のあちこちで映し出される、広大で野生で、あるいはため息の出るほど美しい光景として作品に記録され重ねられています。
そんな広大な大地で出会った一組の男女。遠く離れたヨーロッパで始まった世界大戦の余波に翻弄される人生。傷つく心と体。
個人的にはあまり好きではないメリル・ストリープですが、この作品のような役柄はまさにはまり役。一方のMr.アメリカ、ロバート・レッドフォードは冒険家のイメージはよいのですが、どうしてもメリルの相方には違和感を感じてしまう。
かといって、デ・ニーロ(恋に落ちて)でもないしイーストウッド(マディソン郡)でもないし・・・・(^_^;) しかし、正直ストリープとレッドフォードが向き合うと、ちょっとお尻のあたりがむず痒いのは私だけ???
監督は、自身俳優でもあるシドニー・ポラック。「追憶」で一躍有名になりましたよね!はい、素晴らしいです。音楽は、これまた泣く子も黙るジョン・バリー。
2時間40分と長いですが、今から100年前に生きた一人の女性の「愛と哀しみの果て」を追体験ください。ああ、ハンカチは必要かも・・・
出演:メリル・ストリープ,ロバート・レッドフォード,クラウス・マリア・ブランダウアー,マイケル・キッチン,マリク・ボウエンズ
監督:シドニー・ポラック 1985年
音楽:ジョン・バリー
BOSS的には・・・★★★★☆
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