2011.02.19
THE GAME 邦題:ゲーム
ふとしたことから参加した「ゲーム」により、とんでもない事態に巻き込まれる男を描いたサスペンス映画。
サンフランシスコで、父の残した莫大な遺産により投資家として成功していたニコラス(マイケル・ダグラス)。48歳になる彼は、妻と離婚後は大邸宅に一人住み、仕事だけに没頭する日々を過ごしていました。
48歳と言えば、父が投身自殺した年齢。その日、久しぶりに弟のコンラッド(ショーン・ペン)とレストランで再会したニコラスは、彼から「CRS」という会員クラブの招待状をプレゼントされます。
商談中に偶然「CRS」のオフィスを見つけたニコラスは、疑心暗鬼のままオフィスのドアを開けます。応対したファインゴールド(ジェームズ・レブホーン)からは、ただのゲームだという説明を受けたのみ。そのまま入会のための検査を受けた彼は、帰宅後、庭に横たわるピエロ人形を見つけます。
庭に倒れたピエロを見て頭をよぎる父の死体。テレビを観ていると、ニュースキャスターが彼に話しかけてきます。
翌日、レストランで待ち合わせをする彼は、ウェイトレスのクリスティーン(デボラ・カーラ・アンガー)にワインをぶちまけられます。「彼女を逃がすな」というメモをウェイターから手渡され、彼女を後を追いますが・・・。
なかなか面白い映画でした。結末を知ってしまうとそれまでなのですが・・・。私など、マイケル・ダグラスを見ただけで、何か起こりそうだと勝手に思ってしまうし、ジョーン・ペンの怪しげな演技がそれに拍車をかけます。
シーン自体は、一体何が起こっているのか、理にかなわないままにどんどんとテンポよく展開し、あっという間の140分間。そして迎えるエンディング。このあたりは、デヴィッド・フィンチャーにやられたな!って感じ。
それにしても、740E38(750)って、大富豪の乗る車だったんですね!?(^_^;)
評価は私の愛車が出てるから・・・ではありませんので、あしからず。
出演:マイケル・ダグラス,ショーン・ペン,デボラ=カーラ・アンガー,ジェームズ・レブホーン,ピーター・ドーナット,キャロル・ベイカー,アンナ・カテリナ,アーミン・ミューラー=スタール
監督:デヴィッド・フィンチャー 1997年
BOSS的には・・・★★★☆☆
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