2011.04.24
Mary Poppins 邦題:メリー・ポピンズ
「チム・チム・チェリー」で有名なウォルト・ディズニー製作のミュージカル映画。アカデミー賞主演女優賞・作曲賞・歌曲賞・視覚効果賞・編集賞受賞作品。
1910年、イギリスの首都ロンドン。美しい桜通りに住むバンクス(デイヴィッド・トムリンソン)は仕事優先の気難しい銀行家。妻(グリンス・ジョーンズ)は、婦人参政権運動に熱心で、二人の子供は乳母に任せっきりでした。わがまま放題に育った姉弟に、乳母は長続きしません。
ある日子供たちは、自分たちが理想とする、優しくて美しくて親切な若い乳母の条件を紙に書いて父に渡しますが、父は破いて暖炉に投げ捨てます。そしてその紙切れは、煙突からふわふわと空高く舞い散ってゆきます。
翌朝、開いたパラソルで中を舞う若い女性メリー・ポピンズ(ジュリー・アンドリュース)が、子供たちの書いた紙切れを手にバンクス家に空からやってきます。
持ってきた鞄からはどんなものでも必要なものを取り出し、彼女が指を鳴らすと魔法のように散らかった部屋が片付きます。
姉弟と彼女の3人でさ散歩の途中、大道芸人のバート(ディック・バン・ダイク)と出会い、4人は道に書いた絵の世界に入って楽しく遊びます。
子供の頃、「奥様は魔女」というTVをよく観ていたことを思い出します。成人してからだと「魔女の宅急便」かな?
そういう魔女とファンタジーのはしりとなった作品です。何といっても「チム・チム・チェリー」が有名ですよね。
ということで、大人のおじさんが真剣勝負で観るものでもありませんし、出来不出来を真剣に論ずるものでもないのかもしれません。
しかし60年代の特撮技術を駆使した映像は21世紀の今も新鮮ですし、さすがにアカデミーをとっただけのことはあります。
ということで、恐らくはVFXなどに汚されていないお子さんたちと、ご家族で存分にお楽しみいただける、もうひとつのディズニーワールドです。
そうそう、イギリス的美女のジュリー・アンドリュース 、かわいいです。
出演:ジュリー・アンドリュース,ディック・バン・ダイク,デイヴィッド・トムリンソン,グリニス・ジョンズ,エド・ウィン,ハーミオン・バッデリー,カレン・ドートリス
監督:ロバート・スティーヴンソン 1964年
アニメーション監督:ハミルトン・S・ラスク
BOSS的には・・・★★★☆☆
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