2011.06.27
Out of Sight 邦題:アウト・オブ・サイト
銀行強盗と女性連邦保安官の恋愛を描いたラブ・サスペンス。763本目の映画投稿です。
銃を使わずに銀行を襲う銀行強盗のジャック・フォーリー(ジョージ・クルーニー)は、逃走用の車の故障であえなく御用となりフロリダの刑務所に送られます。
刑務所内で知り合った株屋のリプリー(アルバート・ブルクッス)が自宅に隠し持っていると言うダイヤモンドの原石を盗むべく、相棒のバディ(ヴィンク・レイムス)の手引きで脱獄したジャックでしたが、たまたま待ち合わせ場所にやってきた連邦保安官のカレン・シスコ(ジェニファー・ロペス)と鉢合わせ。彼女を連れて逃亡します。
ジャックとカレンは、車のトランクの中で会話するうちにお互いに好意を抱くようになります。が、カレンはもう一台の車を用意していたジャックの仲間のグレン(スティーヴ・ゼーン)をそそのかし逃亡。ジャックとバディも逃走に成功します。
そして二人はリプリーの邸宅のあるデトロイトへ。彼を追ってカレンもデトロイト入りします。
お互いに一目ぼれした銀行強盗常習犯と連邦保安官という設定自体に無理はあるのですが、そういう突っ込みをするのではなく、これはひたすらジョージ・クルーニーの笑顔とジェニファー・ロペスの魅力を楽しむための作品。
あるいは男性関係の複雑なジェニファー・ロペスの自虐的作品なのか?ソダーバーグの映像はなかなかテンポよく、変な突込みをしなければ単純に楽しめる娯楽映画です。
おとぼけな恋人役で、バットマンのマイケル・キートンもちょい出します。感想のお話が全く展開しないのは、そう、コメントのしようがないから。
ということで、あくまでもジョージ・クルーニー、あるいはジェニファー・ロペスのファンの方のための2時間のプロモーション・ビデオ。もちろんソダーバーグが撮っただけはある映像ゆえ普通にお勧めしておきます。個人的には★2つあたりですが・・・
出演:ジョージ・クルーニー,ジェニファー・ロペス,ルイス・ガスマン,ポール・ソリュー,キャサリン・キーナー,ヴィング・レイムス,デニス・ファリーナ,スティーヴ・ザーン
監督:スティーヴン・ソダーバーグ 1998年
BOSS的には・・・★★★☆☆
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