2011.07.16
「ささやかな願い事」
最近になって、個人的なささやかな願い事がひとつ出来ました。私自身は何をどうすることもないことなので、いわゆる「祈るしかない」ってやつです。
「苦しい時の神頼み」と言いますが、苦しいということではありません。ですから藁をも掴む思いで手当たり次第に拝み倒すというよりも、むしろ絶対的なもの、たとえば「運命」だとか「神」だとか、そういうものに対してどれだけ謙虚な自分でいられるか。
「願う」というよりも、「謙虚」でいることで、それは与えられはしないかと思うのです。
もちろん毎日顔を合わす全ての人や物に対しても、常に謙虚でいなければいけないのですが、その初めの終わりにと、ここの所毎晩寝る前に、お勤めをしています。いわゆる「仏前勤行」です。
毎週、ミサに通ったこともある私ですが、結局洗礼を受けることもなく、今は実家がそうであり祖父母を送った「真言宗」に落ち着いています。空海の「南無大師遍照金剛」そして「般若心経」です。
願いが叶うなら、それは恐らく来年の春ごろになるでしょう。少なくともそれまでは、毎晩祈り続けます。