2011.07.05
The Blue Lagoon 邦題:青い珊瑚礁
南海の孤島を舞台に、水難事故で漂流した幼い男女が成長し大人になってゆく姿を描いたドラマ。ブルック・シールズ旋風の巻き起こった話題作。765本目の映画投稿です。
南太平洋をサンフランシスコ目指して航行する帆船。船にはアーサー(ウィリアム・ダニエルス)と8歳になる息子のリチャード(グレン・コーハン)、従妹で7歳のエミリーン(エルバ・ジョゼフスン)が乗船していました。
ある日、船で火災が発生し、リチャードとエミリーン、料理番のパディ(レオ・マッカーン)の3人がボートで脱出します。
漂流するボート。一夜明け目覚めた彼らが目にしたのは小さな島でした。しかしそこは無人島で、かつて同じように漂流してたどり着いた人の頭蓋骨と酒樽が残されていました。
二人はパディから、さまざまな生きるためのすべを教えられますが、ある日酔ったパディは溺死してしまい、幼い子供たちは二人きりで取り残されることになります。
数年後。成長したエミリーン(ブルック・シールズ)を自然と異性として意識するようになったリチャード(クリストファー・アトキンズ)。それまでのエデンの園のアダムとイブのような生活がギクシャクし始め、とうとう二人は同じ屋根の下では暮らせなくなってしまいます。
ある日、毒をもつ魚に触れてしまい熱を出して起き上がれないエミリーンを見つけたリチャードは、彼女を島の反対側にあるかつてここに住んでいたであろう原住民の神殿に運び看病します。
先にもお話しましたが、当時15歳の初々しいブルック・シールズをひたすら堪能する作品です。いやこれはおじ様の視点のお話。10代の若い方には、南海の孤島と言うパラダイスを舞台に繰り広げられる男女の純愛の行方にはらはらドキドキする作品です。現役の私には、当時のブルック・シールズは幼すぎましたが・・・。
あらすじのとおり、だからどうした!の作品ではありますが、すんなりそのままというわけには行かないところが、逆説的に本作の救いでしょうか?
ある意味「小さな恋のメロディ」の対極にある作品かもしれません。教訓としては、人間はやはり生きること、生きようとすること、生き延びることを最後の最後まで求め続けなければならないとか、そういうことでしょうか?
ブルック・シールズのおっぱいを堪能できますが15歳ですので、「気がつけばロリコンおじさん」とかには十分ご注意を!
出演:ブルック・シールズ,クリストファー・アトキンズ,レオ・マッカーン,ウィリアム・H・ダニエルズ,エルバ・ジョゼフスン,グレン・コーハン
監督:ランダル・クレイザー 1980年
BOSS的には・・・★★☆☆☆
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