2011.09.21

COLUMN

「最大級の警戒」って?おっちゃんには、わからん・・・

台風15号が日本列島を縦断し、あちこちで被害が出ていますね。まだまだ東北・北海道の方はお気をつけください。

ニュースでは雨や風の被害の模様が映し出され、アナウンサーは「気象庁は最大級の警戒を呼びかけています」と語りかけてくるのですが、「最大級の警戒」って何?と思ったのは、私だけ?

最大ということは大きさが大きい警戒ということなんですよね。最高レベルの警戒とかではないんですよね?最高レベルがどういうもので、最低レベルがどういうものかはわかりませんが、個人的にはその方がなんとなくわかるような気がする。

最大級があるなら、最小級とか中級もあるのでしょうか?

で、広辞苑にはもちろん載っていないので、ネットで「最大級の警戒」を調べてみましたが、「気象庁が呼びかけた」ことしかのってないみたい。

気象庁が「すごいんだよー」「とてつもなく大変だよー」と言う意味を伝えたいと言うのは何となくわかるのですが、わたしのようなアンポンには「最大級の警戒」と言われても、何をどうしたらいいのかわからない。

個人的にはどうにでも取れそうな、主観あふれる表現ではなく、具体的な行動指針をレベルごとに設定してそのレベルを伝えるとか、誰にでもどうすればいいのかわかるようにして欲しいと思うのは私だけ?

そしてマスコミも、気象庁がそう言ってるからとそのまま放送するのではなく、わからなければ気象庁の報道担当にそう聞いて欲しい。

結局、個人の判断に任せるのなら、そういうことも明確に伝えるべきでしょう。「避難すべきだと判断しますが、あなたの命ですのであなたが正しいと判断したとおりに行動してください。」と言う具合に・・・。

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